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【毎日東博】20200922 6 武士の装い 平安~江戸

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6 武士の装い 平安~江戸

 平安時代末期・12世紀末から江戸時代までの約700年間は、武士が政治の実権を握った時代です。武士は公家の文化を模範としながら、仏教や庶民の文化を取り入れて、質実で力強い独自の文化を形づくりました。

 この展示室では、武士の姿を伝える肖像画、歴史上著名な武士の書状、武士の道具の中でもっとも大切にされた刀剣や刀を納める鞘(さや)などの刀装(とうそう)、武士が戦場で身にまとった甲冑(かっちゅう)や陣羽織(じんばおり)、馬具(ばぐ)や弓具(きゅうぐ)といった武器・武具類、そしてふだん着用した衣服などを通して、武士の装いを紹介します。これらの武器・武具は、時代とともに大きく変化し、武士の身分によっても作りや形状が異なります。また、さまざまな素材と工芸技術を駆使して製作されており、世界的にみても彩り豊かなものです。これらは、武家としての歴史や格式を示す象徴として伝えられ、時には将軍や大名たちの贈答にも用いられました。また、武士の信仰心を表すものとして、神社や寺院に奉納されることもありました。

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甲冑(かっちゃう)の種類と変遷

 ここでは甲胃を中心に展示しています。日本の甲胃は大鎧(おおよろい)・胴丸(どうまる)・腹巻(はらまき)・当世具足(とうせいぐそく)の四種類に大きく分けられ、各時代の戦い方や武器の変化に対応しています。また、つくられた地域や着用者の身分によっても構造や装飾に違いがあります。甲冑は武士が戦場で着用した晴れ着でもあることから、実用性と人目を引く美しさが求められ、そのデザインには武士の好みが強く表現されています。

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【毎日東博】20200922 大威徳明王像@2

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 大威徳明王は、六つの頭、六つの腕、 六つの脚を持ち、水牛に乗る姿が特徴で、密教で信仰されました。怪異な姿をのびやかな描線で均整の取れた姿にまとめたこの図は、衣に施された中間色による変化に富んだ彩色模様と精緻な裁金模様が美しい平安時代の優品です。

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【毎日東博】20200922 扇面法華経冊子@2

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 扇に用いる紙を二つ折りにして貼り合わせた冊子に『法華経』の経文が写されています。文字の下には『法経』とは直接かかわらない、貴族や女たち の営みや庶民の生活、草花や花鳥、 どこかの名所を思わせる風景など、多様な 主題のやまと絵が描かれています。

料紙の表裏には雲母引きがなされ、 金銀の切箔、野毛、砂子を散らし、 まば ゆいばかりの輝きを放っています。こうした美しく荘厳された経典のことを装 飾経と呼びます。平安時代には経典の見返絵や料紙,文字などを美しく飾るこ とがより多くの功徳を生むとの考えがあり、貴族たちの間でこうした装飾経が 数多く作られました

『法華経』はとりわけ女性の信仰を集めた経典です。豪華な仕立ての経典で TACE あることから、本作も天皇の后など高位の女性により発願されたと考えられて L TA E います。もとは大阪四天王寺に伝来したものです。

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【毎日東博】20200922 黒楽茶碗@東洋館10

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 慶入は築家十一代の陶工です。幕末から明治に移り、茶道も低迷した動乱の時代を生き、三代道入、九代了入に次ぐ名工と称されます。この茶碗は、四代ー入風の朱釉が特徴で、明治4年(1871)に家督を譲り、隠居したのち用いた「白樂(はくらく)印」が捺されています。

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【毎日東博】20200922 白磁梅樹文瓶@東洋館10

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 9月19日に引き続き,22日にも東博に訪問。
 いや,すべて追い切れない(汗)

 前回訪問に引き続き,「博物館でアジアの旅」の続きから。

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【毎日東博】20200919 洛神賦十三行@東洋館8

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 王羲之の作品じゃないんだな。
 王献之。一字違い。
 

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【毎日東博】20200919 顔氏家廟碑@東洋館8

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 顔真卿(がんしんけい)が晩年の72歳時に父の廟に建てた石碑(西安碑林博物館蔵)の拓本です。
 自ら顔氏一族の履歴について文章を作り、書写して顕彰しました。内容と字姿に筆者の確固たる意志が窺え、忠孝の士や革新的な書人と称えられる顔真卿の畢生の傑作と評されます。

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【毎日東博】20200919 寒山拾得図軸@東洋館8

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 顔輝(がんき)は南宋末から元時代の画家で道釈人物画をよくしました。不気味に破顔大笑する禅の聖者、寒山と拾得の姿を生々しく描いています。禅画の伝統にのっとり、粗放な線で勢いよく表された衣文も見どころです。足利将軍家の後、織田信長(1534~82)、石山本願寺などに伝来しました。

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【毎日東博】20200919 藍釉兎@東洋館5

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 眼は鋭く、耳は短く、丸々と太った野ウサギです。唐三彩のなかには、駱駝や馬のほか、兎、豚、犬のような日常に欠かすことのできない大切な家畜をかたどったものも多くみられます。当時の人々の生活の様子を知ることができる貴重な資料です。

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【毎日東博】20200919 鐸@東洋館5

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 家畜に下げたベルと考えられます。 両面に家屋や家畜などをあしらい、一見するとのどかな日常そのものですが、大樹の上に大鳥がとまるなど、非日常の特別な場面のようです。現地で語り継がれた何らかの伝説が表されているのでしょう。

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