20201025 山下達郎 サンデーソングブック 「山下達郎で棚からひとつかみ」 世界の果てまで / 山下達郎"14/10/10 名古屋ボトムライン"
この曲ははがきリクエストで多かった曲。
10月31日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく 『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』左右社編集部
■ 『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』デヴィッド・グレーバー
■ 『「仕事映画」に学ぶキャリアデザイン』梅崎修
● 情報フォルダー
■ 『中央沿線の近現代史』永江雅和
● 書評から
■ 『よみがえる天才3 モーツァルト』岡田暁生
■ 『クロマトピアー色の世界ー 写真で巡る色彩と顔料の歴史』デヴィッド・コールズ
10月25日からの新聞広告から読んでみたい本をピックアップ。
■ 『ルース・ベイダー・ギンズバーグ』ジェフ・ブラックウェル
■ 『アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡』岡山裕
■ 『古代メソポタミア全史 シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで』小林登志子
■ 『ラファエロ ー ルネサンスの天才芸術家』深田麻里亜
■ 『すごい宇宙講義』多田将
■ 『たのしい知識 ぼくらの天皇(憲法)・汝の隣人・コロナの時代』高橋源一郎
■ 『学校制服とは何か その歴史と思想』小林哲夫
■ 『文化復興 1945年 娯楽から始まる戦後史』中川右介
■ 『思考の教室 じょうずに考えるレッスン』戸田山和久
■ 『信じられない現実の大図鑑』
■ 『信じられない現実の大図鑑2』
■ 『座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」』出口治明
この曲はライブではやらない曲。
だから,ライブバージョンではなく,アルバムから。
10月30日金曜日。朝日新聞夕刊に載っていた映画から。
■ 罪の声
■ 朝が来る
■ パピチャ 未来へのランウェイ
■ キーパー ある兵士の奇跡
■ ウルフウォーカー
■ みをつくし料理帖
■ 空に住む
■ ジャン=ポール・ベルモンド傑作選
今日はこの辺で。
本日(10月18日)のプレイリスト「ドゥー・ワップで棚からひとつかみ」
1. DRIVE ME CRAZY / 水口晴幸
2. SH-BOOM / THE CHORDS
3. WHY DO YOU HAVE TO GO / THE PARAMOUNTS
4. THE MAGIC KISS / THE KEYSTONERS
5. WHY / MAD LADS
6. HEARTBEAT / THE WHIRLWINDS
7. THIS SILVER RING / THE CASTELLES
8. CAN'T WE TALK THIS OVER / NOLAN STRONG & THE DIABLOS
9. I'LL CRY TOMORROW / THE SERENADERS
音質が悪いのはご容赦。でもこのゆったりした感じがいい。
この頃のグループは様々なグループ名でシングルを出すのが多く,AとBとはグループ名は別だが実はゝグループなんてこともよくある話。
どこぞの業界を思い出した。
達郎さん曰く「録音がいいからこの曲を」だそうで。
ほかにもこの曲を歌うグループがあるそうだが,パラマウンツの歌うこの曲もいいとか。
今週(10月18日)のサンソンは,「ドゥー・ワップで棚からひとつかみ」
オープニング,筒美京平さん追悼の DRIVE ME CRAZY / 水口晴幸 は諸般の事情により割愛。
まずは有名なこの曲から。
今週のたなくじは以下のとおり
「ハイパー大吉」
「圧巻大吉」
「小吉無尽蔵(むじんぞう)」
「きらめく大吉」
「スクワット5回するごとに吉ひとつ」
「笑って過ごすと大吉」
「冬を先取り! 鍋吉」
「『ま・ご・わ・や・さ・し・い』を食べると吉」
「おなかを温めると吉」
「お菓子食べすぎ注意!」
今週のたぬくじは以下のとおり。
「おやつ大吉」
「プレミアム大吉」
「しゅくだい大吉」
「おてつだい吉」
「パーフェクト大吉」
今日はこの辺で。
時間の関係でラストに達郎さん関連の曲はかからなかった。
あ,そうそう本日から今月いっぱいは「キャッチアップ大作戦」。
サンデーソングブック関連の記事を2本アップする予定。
本日(10月11日)のプレイリスト「スイート・ソウルで棚からひとつかみ」
1. 風の回廊(LIVE) / 山下達郎"16/03/04 石川・金沢歌劇座"
2. COMING BACK TO YOU / FIRST CLASS
3. HE WHO LAUGHS LAST LAUGHS THE BEST / MORNING AFTER
4. LOVING YOU (IS THE NEXT BEST THING TO HEAVEN) / CONTINENTAL FOUR
5. IN A MOMENT / THE INTRIGUES
6. SHE CALLS ME BABY / J.KELLY & THE PREMIERS
7. I'D LIKE TO SAY I LOVE YOU / THE ELUSIONS
秋の夜長にこんな曲を聴くと泣いちゃうよね。
10月24日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく ことしの 詩
■ 『ベージュ』谷川俊太郎
■ 『どこにでもあるケーキ』三角みづ紀
■ 『雨をよぶ灯台 新装版』マーサ・ナカムラ
● 書評から
■ 『「中国」の形成 現代への展望』岡本隆司
■ 『これからの時代を生き抜くための生物学入門』五箇公一
● 山田航が薦める 文庫この新刊!
■ 『うたの動物記』小池光
■ 『江戸・東京水道史』堀越正雄
10月11日からの新聞広告から読んでみたい本をピックアップ。
■ 『関口宏・保阪正康の もう一度! 近現代史 明治のニッポン』保阪正康
■ 『風に吹かれて旅の酒』太田和彦
■ 『歎異抄 救いのことば』釈徹宗
■ 『アメリカ大統領選』久保文明
■ 『藤原定家「明月記」の世界』村井康彦
■ 『実践自分で調べる技術』宮内泰介
■ 『哲学トレーニングブック』山口尚
■ 『1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365』齋藤孝 編
こちら,曲名が長いのは勘弁してほしい。
全米チャート98位に引っかかった曲をどうして達郎さんは見つけたのだろうか。
不思議でならない。
オンエアーとはオープニングのアレンジが違うかもしれないがご容赦を。
今週(10月11日)のサンソンは,待ってました,スイート・ソウル。
で,オープニングはこの曲から。
追悼 竹内結子さん。
私は大河ドラマ「真田丸」での彼女の演技を思い出しました。
今日はこの辺で。
本日(10月4日)のプレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. 街物語(LIVE) / 山下達郎 "10/11/08 青森八戸公会堂"
2. STEALER / FREE
3. BOBBY'S GIRL / MARCIE BLANE
4. PATA PATA / MIRIAM MAKEBA
5. CRY BABY / GARNET MIMMS
6. 銀色のグラス / ザ・ゴールデン・カップス
7. ずっと一緒さ (LIVE) / 山下達郎"18/09/27 広島上野学園ホール"
今週のたなくじは以下のとおり
「タンパク質をたくさんとると吉(肉・魚・豆など)」
「大吉ストロング」
「ポリフェノール大吉 (例)ぶどう・ワイン・チョコレート」
「お風呂に入浴剤を入れると吉」
「たっぷり睡眠が吉」
「猪突猛吉(ちょとつもうきち) 1つの目標にまい進するが吉」
「全力吉 全力を出し切ると吉」
「どんぐり、松ぼっくりを拾うと吉」
「意外なところに大吉」
今週のたぬくじ3は以下のとおり。
「おえかき運 アップ!」
ジャニス・ジョップリンではなく,こちらをかける。
次の曲 銀色のグラス / ザ・ゴールデン・カップス については諸般の事情により割愛。
6 武士の装い 平安~江戸
平安時代末期・12世紀末から江戸時代までの約700年間は、武士が政治の実権を握った時代です。武士は公家の文化を模範としながら、仏教や庶民の文化を取り入れて、質実で力強い独自の文化を形づくりました。
この展示室では、武士の姿を伝える肖像画、歴史上著名な武士の書状、武士の道具の中でもっとも大切にされた刀剣や刀を納める鞘(さや)などの刀装(とうそう)、武士が戦場で身にまとった甲冑(かっちゅう)や陣羽織(じんばおり)、馬具(ばぐ)や弓具(きゅうぐ)といった武器・武具類、そしてふだん着用した衣服などを通して、武士の装いを紹介します。これらの武器・武具は、時代とともに大きく変化し、武士の身分によっても作りや形状が異なります。また、さまざまな素材と工芸技術を駆使して製作されており、世界的にみても彩り豊かなものです。これらは、武家としての歴史や格式を示す象徴として伝えられ、時には将軍や大名たちの贈答にも用いられました。また、武士の信仰心を表すものとして、神社や寺院に奉納されることもありました。
甲冑(かっちゃう)の種類と変遷
ここでは甲胃を中心に展示しています。日本の甲胃は大鎧(おおよろい)・胴丸(どうまる)・腹巻(はらまき)・当世具足(とうせいぐそく)の四種類に大きく分けられ、各時代の戦い方や武器の変化に対応しています。また、つくられた地域や着用者の身分によっても構造や装飾に違いがあります。甲冑は武士が戦場で着用した晴れ着でもあることから、実用性と人目を引く美しさが求められ、そのデザインには武士の好みが強く表現されています。
10月17日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく ミステリーの収穫
■ 『贖いのリミット』カリン・スローター
■ 『グッド・カーター』カリン・スローター
■ 『果てしなき輝きの果てに』リズ・ムーア
■ 『念入りに殺された男』エルザ・マルポ
● 売れてる本
■ 『キリン解剖記』郡司芽久
● 書評から
■ 『民衆暴力ー一揆・暴動・虐殺の日本近代』藤野裕子
■ 『当事者研究 等身大の〈わたし〉の発見と回復』熊谷晋一郎
■ 『地下世界をめぐる冒険 闇に隠された人類史』ウィル・ハント
● 著者に会いたい
■ 『酒場詩人の美学』吉田類
● みる
■ 『真鍋博の世界』愛媛県美術館監修
● 新書
■ 『さいえんす川柳』川柳 in the ラボ
■ 『万葉集講義 最古の歌集の素顔』上野誠
■ 『ダ・ヴィンチ、501年目の旅』布施英利
■ 『地形と日本人 私たちはどこに暮らしてきたか』金田章裕
■ 『渋沢栄一 日本のインフラを創った民間経済の巨人』木村昌人
10月11日からの新聞広告から読んでみたい本をピックアップ。
■ 『標本バカ』川田伸一郎
■ 『保守とネトウヨの近現代史』倉山満
■ 『教養として知っておきたい 「宗教」で読み解く世界史』宇山卓栄
■ 『教養として知っておきたい 「民族」で読み解く世界史』宇山卓栄
■ 『「王室」で読み解く世界史』宇山卓栄
■ 『日本史サイエンス 蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る』播田安弘
■ 『博物館ななめ歩き』久世番子
■ 『0から学ぶ「日本史」講義 古代篇』出口治明
■ 『0から学ぶ「日本史」講義 中世篇』出口治明
■ 『0から学ぶ「日本史」講義 戦国・江戸篇』出口治明
■ 『徒然草をよみなおす』小川剛生
■ 『ちくま評論文の論点21』五味渕典嗣
■ 『すごい! へんてこ生物』NHK「へんてこ生物アカデミー」制作班
扇に用いる紙を二つ折りにして貼り合わせた冊子に『法華経』の経文が写されています。文字の下には『法経』とは直接かかわらない、貴族や女たち の営みや庶民の生活、草花や花鳥、 どこかの名所を思わせる風景など、多様な 主題のやまと絵が描かれています。
料紙の表裏には雲母引きがなされ、 金銀の切箔、野毛、砂子を散らし、 まば ゆいばかりの輝きを放っています。こうした美しく荘厳された経典のことを装 飾経と呼びます。平安時代には経典の見返絵や料紙,文字などを美しく飾るこ とがより多くの功徳を生むとの考えがあり、貴族たちの間でこうした装飾経が 数多く作られました
『法華経』はとりわけ女性の信仰を集めた経典です。豪華な仕立ての経典で TACE あることから、本作も天皇の后など高位の女性により発願されたと考えられて L TA E います。もとは大阪四天王寺に伝来したものです。
邦題「ボビーに首ったけ」。
日本で言えば,アイドル歌謡に入るのかな?
今週(10月4日)のサンソンは,祝・28周年ということで,いつものプログラム「棚からひとつかみ+リクエスト」。
まずはこの曲から。ライブバージョンで。
真夜中ドラマ「名建築で昼食を」のエンディングテーマ。
池田エライザさん,あまり聞いたことのない女優さんだった。
田口トモロヲさんは味のある芝居をしていた。
この7月からのドラマで唯一見たもの,真夜中ドラマ「名建築で昼食を」。
このオープニングテーマがこれ。
テレビ大阪が制作しながら東京の建築を紹介するとはこれいかに。
今週のたなくじは以下のとおり
「おでん吉」
「バス・電車で読書が吉」
「焼き魚を食べると吉」
「筆記用具を新しくすると大吉 ボールペン・鉛筆など」
「何をやっても大吉」
「猫の目吉 大吉~小吉がくるくると変わる」
「今週のラッキー果物 キウイ」
今週のたぬくじは以下のとおり。
「最強の大吉」
「オムライス吉」
「早起き吉」
「コーカサスオオ吉」
今日はこの辺で。
本日(9月27日)のプレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. ミライのテーマ / 山下達郎
2. GONE,GONE,GONE / THE EVERLY BROTHERS
3. SOMEBODY (SOMEWHERE) NEEDS YOU / DARRELL BANKS
4. LA LA (MEANS I LOVE YOU) / THE ESCORTS "3 DOWN 4 TO GO"
5. MY MINDS KEEP TELLING ME / EDIIE HOLMAN
6. I LOVE YOU (ACAPPELLA 60sec) / 山下達郎
7. THANK HIM (DEMO) / BRIAN WILSON
8. 雨は手のひらにいっぱい (LIVE) / 山下達郎 "12/02/15岐阜長良川国際会議場"
さぁ,今日からは9月19日訪問したときの東博の中からピックアップしていこう。
あいさつ
7年目を迎えた「博物館でアジアの旅」の、 今年のテーマは「アジアのレジェ ンド」です。
「レジェンド」とは本来、「伝説」を意味し、さらに「偉人」「聖人伝」などの意味も派生するようになりました。
そして近年、私たちはスポーツ界や芸能界を中心に「殿堂入り」を果たした人物に対して、「レジェンド」と称します。それは「レジェンド」の意味が多様化していることを示しています。
東京国立博物館では、このような「レジェンド」という言葉と美術の関わりについて、「レジェンドを表わしたもの」 「レジェンドが作ったもの」、そして「レジェンドが集めたもの」というみっつの観点を設定し、東洋美術や東洋考古などの分野から「レジェンド」に関わる作品を選び出し、展示することにしました。
今年の「博物館でアジアの旅」は、コロナのため、展示や関連イベントを例年と異なり、一人旅のスタイルで実施することになりました。 ぜひガイドブック代わりに図録と 「博物館でアジアの旅 2020 パスポート」を持ち歩きながら、東洋館で「レジェンドを探す旅」をお楽しみいただければ幸いです。
令和2年9月
東京国立博物館
音質が悪いのはデモだから。
音質が悪いのは元の音源が悪いから。
どうぞご容赦を。
10月10日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく 「アイヌを知る」とは
■ 『民族衣装を着なかったアイヌ 北の女たちから伝えられたこと』瀧口夕美
■ 『朝鮮人とアイヌ民族の歴史的つながり 帝国の先住民・植民地支配の重層性』石純姫
■ 『痛みのペンリウク 囚われのアイヌ人骨』土橋芳美
■ 『戦争と法』長谷部恭男
■ 『捨てられる宗教 葬式・戒名・墓を捨てた日本人の末路』島田裕巳
● 堀部篤史が薦める 文庫この新刊!
■ 『ヨコハマメリー 白塗りの老娼はどこへいったのか』中村高寛
● 書評ではないけれど同欄下部の広告から1冊
■ 『よくわかる哲学・思想』納富信留
シングルオンリーの曲なので音が悪いのはご容赦を。
次の曲 I LOVE YOU (ACAPPELLA 60sec) / 山下達郎 は,諸般の事情で割愛する。こちらもご容赦を。
この曲はいろいろな歌手が歌っているが達郎さんの好きなこのバージョンで。
32歳の若さでなくなった男性歌手の曲。
平安時代末期・12世紀末から江戸時代までの約700年間は、武士が政治の実権を握った時代です。武士は公家の文化 を模範としながら、仏教や庶民の文化を取り入れて、質実で力強い独自の文化を形づくりました。
この展示室では、武士の姿を伝える肖像画、歴史上著名な武士の書状、武士の道具の中でもっとも大切にされた刀剣や刀を納める鞘(さや)などの刀装(とうそう)、武士が戦場で身にまとった甲冑(かっちゅう)や 陣羽織(じんばおり)、馬具(ばぐ)や弓具(きゅうぐ)といった武器・武具類、そしてふだん着用した衣服などを通して、武士の装いを紹介します。これらの武器・武具は、時代とともに大きく変化し、武士の身分によっても作りや形状が異なります。また、さまざまな素材とエ芸技術を駆使して製作されており、世界的に見ても彩り豊かなものです。これらは、武家としての歴史や格式を示す象徴として伝えられ、時には将軍や大名たちの贈答にも用いられました。また、武士の信仰心を表すものとして、神社や寺院に奉納されることもありました。
茶器と茶杓
抹茶(まっちゃ)を入れて茶室へ運ぶための「茶器」には、いくつかの種類があります。主に濃茶(こいちゃ)を点てる場合、「茶入」と呼ばれる陶製の容器を使用します。なかでも格が高いのは中国産の唐物茶入(からものちゃいれ)です。一方、薄茶(うすちゃ)の場合には、「棗(なつめ)」に代表されるように漆塗りや、華やかな絵付けが施された磁器などが好まれます。そして、茶器から抹茶を掬(すく)い出す道具が「茶杓(ちゃしゃく)」です。名のある茶人や武将が手ずから削り出したものが珍重されています。
文琳(ぶんりん)とは林檎を意味し、この茶入も「望月」の銘にふさわしく、丸々とした形が印象的です。その円満な器胎につやつやとした漆黒の釉が掛かり、首から肩にかけて白濁した藁灰(わらばい)釉があら われています。3種の仕覆とともに伝わり、薩摩焼文琳茶入を代表する一作です。
今週(9月27日)のサンソンは,いつもの「棚からひとつかみ+リクエスト」。
これ,結構好きなのよね。
この日は,野球を見ながら生で放送を聴取。実は,野球観戦とサンソン,合うのよね。サッカー観戦とはちょっと合わない。
で,「ミライ」君のテーマ曲からスタート。
今週のたなくじは以下のとおり
「焼き魚をきれいに食べると吉」
「おたのしみ吉 楽しいことがつまっている週」
「プカプカ吉 たまには流れに任せると吉」
「いつもより早めに帰宅すると大吉」
「金メダル級大吉」
「腹の底から笑うと大吉」
「アボガドを食べると大吉」
「びっくり吉 びっくりするほどのいいことが!」
「笑う門には大吉きたる」
今週のたぬくじ3は以下のとおり。
「どくしょ運 アップ!」
「おいしい秋運 アップ!」
人物紹介
千利休 (1522~91)
堺の豪商。織田信長(おだのぶなが)や豊臣秀吉(とよとみひでよし)に仕え、天下一の宗匠(そうしょう)と称えられた茶の湯の大成者。
松本不昧(ふまい)(治郷(はるさと))(1571~1818)
出雲(いずも)松江藩主(まつえはんしゅ)をつとめた大名茶人。古典をまなび、名物道具を数多く収集したことでも知られる。その一部が大正から昭和初期にかけて、松平直亮(なおあき) (1865~1940)によって東京国立博物館に寄贈された。
松永耳庵(じあん)(安左エ門(やすざえもん))(1875~1971)
大正、昭和期の実業家。還暦(かんれき)を迎えてから茶の湯をはじめ、戦前に収集された貴重なコレクションが東京国立博物館に寄贈された。
広田不孤斎(ふっこさい)(松繁(まつしげ)) (1897~1973)
美術店「壺中居(こっちゅうきょ)」の創設者。茶の湯にも造詣が深く、東京国立博物館に寄贈された第一級のコレクションには、優れた茶湯道具が含まれている。
抹茶(まっちゃ)を飲む風習は、平安時代末期・12世紀に禅宗とともに中国から伝わりました。喫茶の場にふさわしい作法、道具、空間、建築が整えられ、日本独自の発展を遂げます。この総合的な芸術文化が「茶の湯」 です。
やがて、禅宗寺院から武士たちにも広まり、鎌倉から室町時代にかけて、茶の品質を飲み当てる「闘茶(とうちゃ)」という遊びが人気を博します。一方、最高権力者である足利(あしかが)将軍家は、中国からもたらされた貴重な美術品(「唐物(からもの)」)を収集し、それらを飾り、またそれらを用いて喫茶を楽しみました。
そして16世紀末、安土桃山時代に至り、千利休(せんのりきゅう)によって茶の湯は完成期を迎えます。利休は、人気の高い唐物を用いるだけでなく、自らの好みで日常の簡素な道具を選び、それらを取り入れた「侘茶(わびちゃ)」 を主導して今日の基礎を築きました。
そして江戸時代以降、将軍家や大名家の規範、精神のよりどころとして重んじられるようになり、利休を継いだ茶人たちによって多くの流派が生まれて各地で陸盛しました。かつて将軍や戦国武将らが手にした由緒ある道具(名物(めいぶつ))もまた、時代を超えて受け継がれ、茶の湯は現在まで脈々と続いています。
この展示室では、茶人として名高い松平不昧(まつだいらふまい)や松永耳庵(まつながじあん)、広田不孤斎(ひろたふっこさい)らの貴重なコレクションを季節ごとに取り合わせた茶の美術をお楽しみいただきます。
今日はこの辺で。
RIDE ON TIME ,40周年なのでアルバム1曲目のこの曲でお別れ。
この方のカバーがアップされていたので,載せることに。
この方のカバー,最近だったのね。
本日(9月20日)のプレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. RIDE ON TIME / 山下達郎
2. GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME / THE CHAIRMEN OF THE BOARD
3. DOWNTOWN / PETULA CLARK
4. I'VE GOT DREAMS TO REMEMBER / OTIS REDDING
5. OH LET ME KNOW IT / SPECIAL DELIVERY
6. IT WAS YOU / THE NATURALS
7. いつか (LIVE) / 山下達郎"14/10/10 名古屋ボトムライン"
このコーナーでは、原三国(げんさんこく)時代(前1-後3世紀)から朝鮮(ちょうせん)時代(1392-1910)までのやきものを紹介します。
朝鮮半島では、原三国時代に中国の技術が伝わり、それまでの赤焼きの土器に代わり、窯で灰色に焼き上げた土器が登場し、三国(さんごく)時代(4世紀-676)には陶質(とうしつ)士器に発展しました。 6世紀に登場した印花文(いんかもん)土器や緑釉(りょくゆう)陶器は統一(とういつ)新羅(しんら/しらぎ)時代 (676-935)に完成されます。高麗(こうらい)時代(918-1392)初期には青磁(せいじ)の生産が始まり、主に宮廷で使用されました。12世紀後半からは象嵌(ぞうがん)の技法が発達します。朝鮮時代前半には、粉青沙器(ふんせいさき)など朝鮮独自の文様表現が生まれ、後半は宮廷の調度品や祭祀用に広州(クワンジュ)の官窯(政府の窯)を中心に生産された白磁(はくじ)が主流となりました。時代による変遷をご覧ください。
この Youtube ,最近アップされたんだよなぁ。
こういうのって,すぐ消されそうでちょっと不安。そのときはご容赦。
このコーナーでは、瓦・仏像・金工品などから、朝鮮半島の仏教美術の特色を紹介します。
朝鮮半島には、4世紀に高句麗(こうくり)と百済(ひゃくさい・くだら)、6世紀には新羅(しんら・しらぎ)(-935)に仏教が伝わり、寺院や仏像が造られ始めました。寺院の屋根に用いられた瓦は、形と文様から地域と時代の違いを明らかに示しています。
新羅が7世紀後半に朝鮮半島を統一すると、仏教を中心とした国づくりを進め、8世紀には仏教美術が最盛期を迎えました。
新羅に代わった高麗(こうらい)時代 (918-1392) でも、国家によって仏教が保護されたため、漆塗りの経箱(きょうばこ・お経を入れる箱)や仏教絵画など、様々な分野に渡って仏教にまつわる品々が作られました。中でも焚鐘(ぼんしょう・鐘)や金鼓(こんく・銅鑼(どら)のような楽器)、水瓶(すいびょう)などの金工品は色も美しく、見どころの一つです。
9月26日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく 村上春樹の短編
■ 『チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ』(『一人称単数』所収)
■ 『レーダーホーゼン』(『回転木馬のデッド・ヒート』所収)
■ 『夜のくもざる』
● 売れてる本
■ 『コロナ後の世界』大野和基 編
● 書評から
■ 『ジョージ・オーウェル 「人間らしさ」への讃歌』川端康雄
■ 『「役に立たない」科学が役に立つ』エイブラハム フレクスナー, ロベルト ダイクラーフ
■ 『鳥獣戯画の国 たのしい日本美術』金子信久
● 新書
■ 『ロンメル将軍 副官が見た「砂漠の狐」』ハインツ・ヴェルナー・シュミット
■ 『キリスト教会史100の日付』ベネディクト・セール
■ 『性からよむ江戸時代 生活の現場から』沢山美果子
■ 『「名探偵ポワロ」完全ガイド』久我真樹
■ 『クワバカ クワガタを愛し過ぎちゃった男たち』中村計
9月30日からの新聞広告から読んでみたい本をピックアップ。
■ 『力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝』落合正範
■ 『高校に古典は本当に必要なのか』長谷川凜
■ 『教育委員会が本気出したらスゴかった。 コロナ禍に2週間でオンライン授業を実現した熊本市の奇跡』佐藤明彦
■ 『金田一耕助語辞典 名探偵にまつわる言葉をイラストと豆知識で頭をかきかき読み解く』木魚庵
■ 『江戸川乱歩語辞典 乱歩にまつわる言葉をイラストと豆知識で妖しく読み解く』奈落一騎
このコーナーでは朝鮮時代 (1392-1910)の王朝文化の調度品、服飾、装身具などを紹介します。
朝鮮時代には儒教(じゅきょう)が広く国内に及び、その教えに沿った生活が重視され、独特の文化が形作られました。支配階層である「両班(ヤンハン)」の男性は、 書斎((舎廊房(サランバン))を社交の場とし、家具や文房具などを整然と配置しました。一方、女性の部屋 (内房(アンバン))には、華やかな装飾がほどこされた調度品が置かれました。洗練された美意識が生活の隔々にまで浸透し、身の周りの調度品には機能性と簡素な美が追求されました。そして何よりも、調和と均衡がんじられている点に大きな特色があります。衣装や家具、食器、文具などは、一点一点が美しさを備えているとともに、生活空間の中に置かれることによって、その輝きをいっそう増しています。
この曲は初めて聴くような気がする。
「スペシャル・デリバリー」ってまりやさんの曲であったような。
このコーナーでは、朝鮮半島の磨製(ませい)石器や青銅(せいどう)器について紹介します。
朝鮮半島では旧石器(きゅうせっき)時代にはすでに人類の足跡が確認されています。新石器(しんせっき)時代(前10000-前1000年)には狩猟や採集に加えて農耕が行われ、磨製石器が使われました。青銅器時代(前10-前4世紀)から初期鉄器(しょきてっき)時代(前3-前1世紀)にかけて、各地に有力者が登場し、その地位を示したのは剣・矛(ほこ)・戈(たて)のような青銅製の祭器や磨製石剣でした。その独特な造形にご注目ください。
紀元前108年朝鮮半島北部に中国の漢王朝が進出し、現地支配のための機関として楽浪郡(らくろうぐん)を設置すると、上着の文化と漢文化が融合し、独特の楽浪文化が形作られました。
磨製製石器および日本の弥生文化にも大きな影響を与えた朝鮮半島の金属器文化の一端を示す作品をじっくりとご覧ください。
10月2日金曜日。朝日新聞夕刊に載っていた映画から。
■ エマ、愛の罠
■ ある画家の数奇な運命
■ 生きちゃった
■ オン・ザ・ロック
■ フェアウェル
■ 鵞鳥湖の夜
このコーナーでは、 清時代(1644-1912)に作られた、玉器(ぎょっき)・七宝(しっぽう)ガラス・竹工などの工芸品を紹介します。清時代には高度な技巧を凝らしたさまざまな工芸品が作られました。宮中には各種の工房が置かれ、宮廷の庇護のもとに、 優れた工芸品の数々が生み出されました。清時代には、ミャンマーに産出する翡翠(ひすい)が北京にもたらされるようになり、細密な加工が施された玉器が作れれました。また、ガラスも清時代にとくにさかんになった工芸品で、不透明な色合いのものが多いのが特徴です。文人の書斎を飾る文房具には、優れた技巧とともに高い品格がみられます。
繊密(ちみつ)な技の美と、洗練された趣をお楽しみください。
俏色(しょうしょく)-清時代の玉器工芸-
中国では、美しい石を玉(ぎょく)といい、古くから玉を加工して器物を作る工芸が発達しました。清時代には、新疆(しんきょう)の和田玉(ホータンぎょく)やミャンマーの翡翠(ひすい)などの玉材がもたらされて、俏色(しょうしょく)という玉器工芸が盛んになりました。俏色(しょうしょく)とは、玉材の形や色を活かしてつくられた芸術性の高い玉器です。これこそ、天の恵みである優れた素材を、人間の技術によって昇華するという工芸の醍醐味(だいごみ)といえましょう。
オーティス・レディングといったら,この曲とは達郎さん。
されど,このブログでは初登場。
中国の漆工
このコーナーでは、中国の漆工における様々な技法や文様を紹介します。
漆の樹液を器や道具に塗ってつくる工芸(漆工)は、 中国大陸のほか日本列島・朝鮮半島・東南アジアなどで広くおこなわれ、地域ごとの技法や文様が発達しました。特に中国では7000年もさかのぼる古い歴史をもちます。塗り重ねた漆を彫刻する彫漆(ちょうしつ)、貝殻を成形して貼り付ける螺鈿(らでん)、文様を彫って金を埋め込む鎗金(そうきん)、文様を色漆であらわし輪郭を線彫りする存星(ぞんせい)などの装飾技法と、 具象的な山水・花島・楼閣・人物や、唐草文が抽象的に発達した屈輪文(ぐりもん)などの文様からなる多種多様な表現が見どころです。漆の「塗り」のみで美しく表現された無文漆器もまた魅力的です。
10月になったのに,未だに9月初旬の訪問歴。ちょっと間隔が空いたのでこのネタも「キャッチアップ大作戦」。しばらくブログの更新頻度を上げます。
中国の書跡
このコーナーでは、中国の書跡を紹介します。
漢字は、各時代におけるさまざまな要求のもとに、読みやすさ書きやすさ・美しさなどの要素を満たす、最もふさわしい姿が模索されてきました。紀元前に考案された絵画的要素の強い篆書(てんしょ)は、やがて隷書(れいしょ)となり、草書(そうしょ)や行書(ぎょうしょ)が生まれ、唐(とう)時代(618-9079に楷書(かいしょ)が完成しまし た。
篆書・隷書・草書・行書・楷書の五書体は、それぞれが人々の叡智の結晶であり、文字の構造だけでなく、審美的な側面からも考え抜かれたものです。さらに筆・墨・硯・紙の改良によって、書の表現の幅は格段に広がりました。なかでも、4世紀に活躍した王義之(おうぎし・303?~361?)は、書の芸術性を一挙に高め、後世に大きな影響を与えました。
王朝の交替や民族の興亡を超えて、今日にも脈々と受け継がれている書の魅力をお楽しみください。
歴代の中国で社会の中核を担った貴族や士大夫(したいふ)たちは、読書や詩文と同様に、教養として書を身につけていました。技法や、見た目の美しさだけでなく、筆者の人間性、時代背景なども含めて書が評価されました。
たとえば東晋時代の貴族であった王羲之(おうぎし)は、隷書(れいしょ)から派生した草書(そうしょ)や行書(ぎょうしょ)の表現を芸術の域にまで昇華させ、名声を博しました。唐太宗(とうのたいそう)の崇拝を受け、石碑の文字に使われるほど王羲之の書法は規範化され、不動の地位を獲得したのです。
一方、唐時代後半に、従来とは異なる美意識のもとに革新的な表現を創出したのが顔真卿(がんしんけい)です。主君と親に身を尽くした人格と相まって、その書は北宋時代以降、高く評価され後世に大きな影響を与えました。顔真卿を尊重した北宋時代の蔡襄(さいじょう)は酷似する字姿の書を残しています。歴代屈指の文人で、師弟の間柄であった蘇軾(そしょく)と黄庭堅(こうていけん)もまた、顔真卿を信奉して影響を受けたものの、両者の書の趣は大きく異なっています。
書の巨匠や歴史上の偉人といったレジェンドの筆跡は、実に多彩です。筆者に思いを馳せていただきながら、その字姿をご堪能いただけますと幸いです。
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