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【毎日東博】20200822 宮廷の美術 古今和歌集断簡,伝 藤原行成筆@3-2

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秋を詠った詩歌切

 平安時代の貴族は、宮廷の行事や日々の生活の中で詩歌(しいか・漢詩や和歌)を詠んでいました。また詩歌を、装飾のある美しい紙に、書の巧みな人に写してもらって、贈り物にしていました。今回は、秋を詠った詩歌切(しいかぎれ)を紹介します。舶載(はくさい・中国製)の唐紙(からかみ)に和歌を散らし書きにした名品「寸松庵色紙(すんしょうあんしきし・あきの月)」など、秋の詩歌をお楽しみください。

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 もとは、色変(いろが)わりの染紙(そめがみ)に『古今和歌集』を書写し、上・下ニ帖の冊子本に仕立てた調度手本(ちょうどてほん)でした。 名古屋の関戸家に零本(れいほん・残欠本)が伝わったためこの名で呼ばれます。懐(ふところ)が広く、ゆったりした筆遣(ふでづか)いで、変化に富んだ連綿(れんめん)を織り交ぜています。

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ぬと おもふはやまの かけにさりてる

ひくらしの なくやまさとの ゆふ

くれは 風よりほかに とふ人もなし

はつかりによめる

もとかた

待人に不有ものから はつかりの 今朝

なくこゑの めつらしきかな

これさたのみこの いへの うたあわせ

のうた

とものり

秋風に はつかりのねそ きこゆ

なる たかたまつさを かけてき

つらむ

たいしらす よみひとしらす

わかゝとに いなおほせとりの なく

なへに けさふくかせに かりはき

にけり

いとはやも なきぬるかりか しらつ

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