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【毎日東博】20200809 大谷探検隊@東洋館3

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大谷探検隊

 大谷探検隊は大谷光瑞(おおたにこうずい・京都西本願寺(にしほんがんじ)第22世門主)により、明治35年(1902)から大正3年(1914)にかけて3度、西域(さいいき)に派遣されました。

 西域とは、中国の西、今の中央アジアに当たる地域です。他の国が政治的な意図や考古学・文化人類学を動かしたのは仏教が栄えた西域への憧れ、仏教への真摯(しんし)な姿勢によるものでした。彼らは仏教が日本にやってきた道をたどり、遺跡の調査、遺物の収集をすることで、仏教の歴史や文化の謎を解き明かそうとしたのです。大谷探検隊の残した様ざまな記録や、彼らが発見し日本に落ち帰った木簡や古文書、壁画、彫塑(ちょうそ)、染織品などの膨大な将来品は、仏教の歴史やそれぞれの地域の文化を知るための大変貴重な手がかりとなっています。

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シルクロード

 西はローマから始まり、中国・西安へ。そしてそこから日本の奈良まで続きます。草原を通る道、砂漠を通る道、海を通る道があり、商人や僧侶ら行き来しました。商人が持っていた絹やガラス、陶磁器のほか、それを作る技術、宗教などさまざまな文化も伝わりました。


探検

 通信や交通の手段が発達していなかった明治時代、行き先がどんな地形で、そんな風習かもわからない状況で出発した大谷探検隊。
 日本とはことなる厳しい気候のなか、海を越え、山や砂漠を越えて発掘や調査はまさに探検。
 たくさんのラクダや徒歩で収集品や発掘品を運ぶとき目立たないように変装したこともありました。砂漠の暑さを避けて夜に行動したり、遭難したりしたそうです。
 命をかけてでも旅をしたのはどんな思いからでしょう。信仰の心、未知への憧れでしょうか。

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天使・人・動物

 大谷探検隊が持ち帰ったもののなかには、天使やヘラクレスの姿が現されているものがあります。
 これは当時の西域に、シルクロードを経て西洋の文化が伝わっていたことの証。描かれた人びとも日本の作品とはだいぶ雰囲気が異なります。おそらくその地域にいた人びとの姿に近いのでしょう。顔立ち、着ているもの、髪型などに注目してみましょう。
 天馬(てんま)やラクダなど、日本の作品ではあまりなじみのない動物の姿も見られます。


素材

 いったいどんなもので作られているのでしょうか。
 作品の素材は千年以上も前の土、木、布、藁(わら)など、これらは手に入りやすかったでしょうか。ほかの国や地域の作品と比べてどうでしょうか。
 素材から作りかたを想像することもできます。

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