20200920 山下達郎 サンデーソングブック 「棚からひとつかみ+リクエスト」 NOW THAT YOU'VE GONE / PETULA CLARK
この曲,コニー・スティーブンスのバージョンが好きな私。
この曲はこの曲で良し。
ただ,達郎さんのサイト, ”DOWNTOWN" で紹介されていたけど間違いかな。
この曲,コニー・スティーブンスのバージョンが好きな私。
この曲はこの曲で良し。
ただ,達郎さんのサイト, ”DOWNTOWN" で紹介されていたけど間違いかな。
文人とは読書し、書画や芸術に親しむ人たちのことです。中国では官僚さえも文人であることが求められたように、文人は中国人の理想像の一つでした。
文人は漢魏六朝(かんぎりくちょう)時代(前3-後6世紀)頃には、すでに存在し、末(そう)時代(960-1279)になると、見た目の美しさではなく、より高い精神性の表現を重視するようになります。文人の書画は、その後の中国芸術の根幹になりました。
明(みん)時代(1368-1644)以降、文人文化はひろく富裕な商人層にも受けいれられ、筆・墨・紙などの文房具はもちろん、書画を鑑賞する空間そのものにも洗練された趣味を追い求めました。ここでは中国の書画芸術が生まれた文人の書斎を復元しています清らかな空間のなかで、文人たちはその人生をより豊かなものにしていきました。
うわぁ,この曲,灯ブログでは7年振りのご紹介。
ちょっと,記憶の彼方に消えていた曲だがいい曲だ。
中国の絵画
このコーナーでは、 中国の絵画を紹介します。
中国における絵画の歴史は古く、 中国人の人生や理想を反映しながら発展しました。宋(そう)時代(960-1279)には精緻な宮廷絵画が最盛期を迎え、元(げん)・明(みん)時代(1271-1644)には自由な精神を表現する文人画が発展しました。
日本人は奈良(なら)時代(710-794)から中国絵画を愛好し収集してきました。収集品には、現在の中国では失われてしまった作家やジャンルの貴重な作品もあります。室町時代(1392-1573)になると、足利将軍家が中心となって中国絵画を積極的に収集しました。
当館の中国絵画は、幕末の市河米庵(いちかわべいあん)氏の旧蔵品から始まり、その後、高島菊次郎(たかしまきくじろう)氏、林宗毅(はやしむねたけ)氏、青山杉雨(あおやまさんう)氏などのコレクションが加わり世界でも有数の収蔵を誇っています。宮廷絵画や文人画など、魅力あふれる中国絵画の世界をお楽しみください。
中国の絵画「神仏の姿」
仏教で礼拝の対象となった観音や羅漢(らかん)、禅の世界で愛された寒山(かんざん)・拾得(じっとく)、道教で信仰された寿老人や鍾馗(しょうき)など、仏・聖者・仙人・神を描いた絵画である、道釈(どうしゃく)人物画を展示します。
神や仏たちは、異形の姿や奇怪な容貌をとったり、不可思議な振る舞いをしたりすることで、内に秘められた超人的な力や優れた聖性を示してきました。その図像は、それぞれ個性的で変化に富んでいます。また、画家たちは、彩色法や墨の階調、筆線を工夫することで、みる人を惹きつけ、崇拝や畏敬の念を抱かせる作品を作ろうと努力を重ねてきました。
例えば、宋時代の観音や羅漢は、迫真的な肉体表現と人間味のある表情を特徴とします。彼らは複雑な色調で細緻な文様がほどこされた衣をまとい、壮麗(そうれい)で厳粛(げんしゅく)な雰囲気を伝えています。また、元時代には、顔輝(がんき)や蔡(さい)山(ざん)といった怪奇(かいき)趣味(しゅみ)の画家たちが活躍します。彼らは墨の濃淡や線の変化によって顔や手足のしわを誇張し、生々しい彩色を加えた、不気味な表現を得意としました。明から清時代にかけては、諧謔味(かいぎゃくみ)のある神仏の姿を軽やかな筆線でとらえた作品も多く描かれます。宋から清時代にかけてのさまざまな道釈人物画をお楽しみください。
画像石 鳳凰
画面全体を上下左右に区画したうえで、各区画内に鳳凰を配しています。いずれの鳳凰も内向きで、片足を踏み出した姿で表すことにより、画面全体にリズ ム感を与えています。鳳凰は天界に住むと信じられた架空の生物で、画像石に好んで彫刻されました。
左上:長い鶏冠(とさか)をもつ鳳凰が両翼と尾羽をいっぱいに広げています。尾羽にはまるで孔雀のような目玉状の模様が見てとれます。
右上:左上の風と同じ姿勢で別の鳳凰が対峙しています。両者の間には食べ物と思しきものを盛った容れ物が置かれています。
左下:鉤(かぎ)状に曲ったくちばしとS字状の大きな鶏冠をもつ鳳凰が悠然と歩いています。背後には空を飛ぶ一羽の鳥が刻まれています。
右下:渦巻く雲の中央に上下逆さまになった鳳凰を配しています。この区画だけ、文様の輪郭線を陽刻ではなく陰刻で表しています。
RIDE ON TIME
発売40周年だそうで。今週(9月20日)のサンソンはこの曲からスタート。
今週のたなくじは以下のとおり
「すぐやる吉 思いついたらすぐはじめよう」
「腹ペコ大吉 空腹になってからご飯を食べると大吉」
「豆腐(とうふ)料理が吉を呼ぶ(湯葉(ゆば)も可)」
「古い下着を捨てると大吉」
「既知(きち)吉 わかってはいたけれど、やはりうれしい出来事あり」
「直感を信じると吉」
「カルシウム大吉 カルシウムを多くとると吉」
「いらない本を処分すると吉」
今週のたぬくじ3は……
「おでかけ運アップ!」
「おいしい秋運アップ!」
中国の石刻画芸術
紀元前2世紀になると、中国の墓は単なる穴ではなく、壁や天井をもつようになり、さながら地下の邸宅のような造りになりました。さらに、遺族が祭祀をおこなうための祀堂(しどう)という建物を地上にもつ墓も現れました。墓や祀堂の建材には、とくに山東省(さんとうしょう)や河南省(かなんしょう)南部などでは堅固な石が好まれ、その表面には様々な題材の画像が彫られました。彫刻をほどこしたこの石のことを画像石(がぞうせき)といい、後漢(ごかん)時代の後2世紀まで盛んに作られました。その内容は、酒宴、炊事の場面といった現実世界に基いたものから神話や仙人の世界まで幅広く及んでいます。そのため、画像石の石刻画は芸術作品としても、また当時の生活風俗や思想を示す歴史資料としても重要視されています。
この曲も当ブログ初登場かぁ。
何か聞き覚えがあるのになぁ。
今日はこの辺で。
都合により コンポジション / 山下達郎 は割愛。
本日(9月13日)のプレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. 悲しみのJODY / 山下達郎
2. SOULFUL STRUT / YOUNG-HOLT UNLIMITED
3. SEPTEMBER RAIN / FRANKIE VALLI
4. THE STUMBLE / JOHN MAYALL & THE BLUES BREAKERS
5. JUST MY IMAGINATION / THE TEMPTATIONS
6. VALERIE / JACKIE & THE STARLITES
7. AM I BLUE / DINAH WASHINGTON
8. コンポジション / 山下達郎
このコーナーでは、13世紀から19世紀の織物や刺繍を紹介します。
シルクロードの出発点である中国は、古代より絹の生産にぬきんでていました。中世の日本では、優れた技術を駆使した高級織物が中国から輸入され、唐物(からもの)と呼ばれて武将や禅僧たちの間で珍重されました。これらの中国染織は近世になり茶人たちによって名物裂(めいぶつれつ)として愛好されました。その代表的なものが当館にある加賀藩前田家(かがはんまえだけ)伝来の名物裂です。興亡を操り返した中国では、発掘の成果からしか当時の染織についてうかがい知ることができません。日本にもたらされる中国染織はその歴史を紐解く情報の宝庫といえるでしょう、さまざまな色彩が入り混じった絹糸の輝きや金糸のきらめきは、まさに絹の宝石といえるでしょう。
NHK-FM時代(か?)でオンエアーした曲のリクエストか。
9月26日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく ドイツ 30年の歩み
■ 『ドイツ・パワーの逆説 〈地経学〉時代の欧州統合』ハンス・クンドナニ
■ 『ドイツの新右翼』フォルカー ・ ヴァイス
■ 『想起の文化 忘却から対話へ』アライダ・アスマン
● 情報フォルダー
■ 『日本史の賢問愚問』中里裕司
● 書評から
■ シリーズ アメリカ合衆国史
■ 『NHK出版 学びのきほん 「読む」って、どんなこと? (教養・文化シリーズ)』高橋源一郎
■ 『目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛をこめた一方的な手紙』ジョージナ・クリーグ
■ 『コロナ危機の経済学 提言と分析』小林慶一郎
■ 『法哲学はこんなに面白い』森村進
● 著者に会いたい
■ 『村上水軍 その真実の歴史と経営哲学』園尾隆司
9月20日からの新聞広告から読んでみたい本をピックアップ。
■ 『宇宙に行くことは地球を知ること 「宇宙新時代」を生きる (光文社新書)』野口聡一
■ 『太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選 名酒放浪編 (光文社新書)』太田和彦
■ 『宇宙考古学の冒険 古代遺跡は人工衛星で探し出せ』サラ・パーカック
■ 『世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑』セオドア・グレイ
■ 『暴君 シェイクスピアの政治学 (岩波新書 新赤版 1846)』スティーブン・グリーンブラット
■ 『ドイツ統一 (岩波新書 新赤版 1847)』アンドレアス・レダー
■ 『道教思想10講 (岩波新書 新赤版 1848)』神塚淑子
■ 『絶対に挫折しない日本史』古市憲寿
■ 『現代日本を読むーノンフィクションの名作・問題作 (中公新書 2609)』武田徹
このコーナーでは、7世紀から19世紀のやきものを紹介します。
中国では殷(いん)時代前期(前16世紀頃)に人工的に釉薬がほどこされたやきものが生み出され、後漢時代(25-220)に青磁(せいじ)として完成しました。
唐時代(618-907)には国際色豊かな貴族文化を反映した華麗な白磁や三彩(さんさい)が作られました。末(そう)時代(960-1279)には、端整な器形と釉薬の美しさを極限まで追求した青磁や白磁(はくじ)が焼かれ、中国陶磁史上の一つの頂点を形作りました。
元時代(1271-1368)になると、江西省(こうせいしょう)の景徳鎮窯(けいとくちんよう)で青花(せいか・染付(そめつけ))磁器が完成され、これ以後絵付けをほどこした磁器が主流となります。
明時代(1368-1644)以降は、 宮中の御用品を焼く官窯が景徳鎮に置かれ、さまざまな絵付け技法が開発されて、華やかな文様に彩られた磁器が作られました。
各時代で変化する陶磁の表現にご注目ください。
この曲をかける前のリスナーからのメールが驚いた。
考えたら,もうすぐこの番組も28周年。
私はいつから聴いているだろう。
土曜日放送の記憶があり,しばらく聴いていたがその後,週末遊びほうけて聴かなくなった。
MDステレオ(年齢がばれる(笑))を購入したのをきっかけに留守録して聴くようになった。
昔は流し聴きだったが,最近はこのブログに記事を書くために,音楽に留意して聴くようになった。
…(ブログの過去記事をあさる)…2013年からこんなことしてるんだ……。
この曲は当ブログ初登場。
初登場でほっとするのは選曲の良さのせいか。
この曲もかつて当ブログで掲載した曲。
しかし,いい曲はいつ聴いてもいい。
今回は,別の Youtube で。
20160911 山下達郎 サンデーソングブック 「棚からひとつかみ+リクエスト 」 SEPTEMBER RAIN / FRANKIE VALLI
うわぁ,この曲は4年ぶり。
この曲聴いたことがあるぞ。
20131013 山下達郎 サンデーソングブック 「棚からひとつかみ+リクエスト」 SOULFUL STRUT / THE YOUNG-HOLT UNLIMITED
7年も前にアップした曲。
懐かしいなぁ。こんな頃から,こんなことやっていたのか,私。
何一つ成長していない……。
今週(9月13日)のサンソンは結果的にいつものプログラム。
まずは夏の終わりにこの一曲。
今週のたなくじは以下のとおり
「にんじん・ピーマン・セロリを3つとも食べると大吉」
「圧巻大吉」
「きのこ吉 きのこを食べると吉 まつたけは大吉」
「千倍吉」
「スペサル吉 スペサルなことが起きるでしょう」
「早朝ウォーキングが大吉」
「たまには遠回りして帰ってみるのも吉」
「頑張(がんば)った人をねぎらうと大吉」
今週のたぬくじ3は……
残念ひとつも合わなかった。
3-3 禅と水墨画 鎌倉~室町
鎌倉時代・13世紀、中国から来日した僧や中国に留学した僧により、禅宗(ぜんしゅう)が本格的に導入されました。禅宗とは、坐禅(ざぜん)や問答(もんどう)などの実践的な修行を重視する仏教の教派の一つです。またこれにあわせて、墨の濃淡や筆の勢いを駆使して対象を描いた水墨画(すいぼくが)や、墨跡(ぼくせき)と呼ばれる禅僧の書がもたらされ、日本でもこれを学び、制作されるようになります。
水墨画は鮮やかな色彩をともなうそれまでの日本絵画とは大きく異なるものでしたが、禅宗の枠を越えて広まり、日本の絵画に欠かせない技法として定着していきます。また、禅僧による墨跡は弟子たちによって大切に守り伝えられ、茶席を飾る掛物(かけもの)としても珍重されるようになっていきます。
この展示室では、鎌倉時代から室町時代、13世紀~16世紀にかけて描かれた、山水図・人物図・花鳥図などの水墨画や、個性豊かで気(きはく)魂に満ちた墨跡を紹介いたします。
禅宗の導入と新たな文化の摂取
中国で成立した禅宗が日本に本格的に伝わるのは、鎌倉の武士たちが中国の禅僧を招き、 純粋に中国式の禅宗寺院が鎌倉に創建される13世紀でした。
その後、禅宗は、都の京都でも天皇家や貴族に支持され、14世紀には、現在も本山と呼ばれる中核寺院の多くが京都に創建されました。
禅宗は、来日した中国人禅僧と、中国に留学した多数の日本人禅僧によって導入されましたが、それにともなって中国からもたらされる新しい文化が、水墨画(すいぼくが)、墨蹟(ぼくせき・禅僧の書)、喫茶(きっさ・茶を飲むこと)です。
秋を詠った詩歌切
平安時代の貴族は、宮廷の行事や日々の生活の中で詩歌(しいか・漢詩や和歌)を詠んでいました。また詩歌を、装飾のある美しい紙に、書の巧みな人に写してもらって、贈り物にしていました。今回は、秋を詠った詩歌切(しいかぎれ)を紹介します。舶載(はくさい・中国製)の唐紙(からかみ)に和歌を散らし書きにした名品「寸松庵色紙(すんしょうあんしきし・あきの月)」など、秋の詩歌をお楽しみください。
もとは、色変(いろが)わりの染紙(そめがみ)に『古今和歌集』を書写し、上・下ニ帖の冊子本に仕立てた調度手本(ちょうどてほん)でした。 名古屋の関戸家に零本(れいほん・残欠本)が伝わったためこの名で呼ばれます。懐(ふところ)が広く、ゆったりした筆遣(ふでづか)いで、変化に富んだ連綿(れんめん)を織り交ぜています。
ぬと おもふはやまの かけにさりてる
ひくらしの なくやまさとの ゆふ
くれは 風よりほかに とふ人もなし
はつかりによめる
もとかた
待人に不有ものから はつかりの 今朝
なくこゑの めつらしきかな
これさたのみこの いへの うたあわせ
のうた
とものり
秋風に はつかりのねそ きこゆ
なる たかたまつさを かけてき
つらむ
たいしらす よみひとしらす
わかゝとに いなおほせとりの なく
なへに けさふくかせに かりはき
にけり
いとはやも なきぬるかりか しらつ
2週連続この曲でお別れ。
今日はこの辺で。
本日(9月6日)のプレイリスト「残暑リクエスト大会」
1. SEPTEMBER / 竹内まりや
2. COME ON, LET'S GO / THE ROGUES
3. DON'T ASK ME WHY / ALZO
4. LOVE AIN'T GONNA RUN ME AWAY / LUTHER INGRAM
5. SEPTEMBER WHEN I FIRST MET YOU / BARRY WHITE
6. I WISH YOU LOVE / BLOSSOM DEARIE
7. さよなら夏の日 / 山下達郎
3-2 宮廷の美術 平安~室町
平安時代の初めころ(9世紀前半)まで、 日本は中国をはじめとする外来文化の影響を強く受けていました。
しかし平安時代の半ば(10世紀ころ)以降、日本的な美意識に基づく 「和様(わよう)」の文化が成熟していきます。
こうした美術を担っていたのが、宮廷貴族社会の人びとです。天皇や貴族たちの美的な営みが、以後の日本美術の根幹を形作りました。 鎌倉時代以降、政治の実権が武士に移っても、宮廷文化は衰えることなく、江戸時代まで連綿として受け継がれました。
貴族たちによって記された美しい仮名(かな)や、きらびやかに装飾された料紙(りょうし)。
日本独特の発展をとげた絵巻や、日本の風景・風物を描く「やまと絵」。
意匠を凝らし、貴族の調度として用いられた様々な工芸品。
ここでは、こうした宮廷ゆかりの美術をご覧いただきます。
9月19日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく コロナ in 韓国
■ 『新型コロナウイルスと闘った、韓国・大邱の医療従事者たち』李載泰
■ 『私の西洋美術巡礼』徐京植
■ 『こびとが打ち上げた小さなボール』チョ・セヒ
● 書評から
■ 『東條英機 「独裁者」を演じた男』一ノ瀬俊也
■ 『活動の奇跡 アーレント政治理論と哲学カフェ』三浦隆宏
● 新書
■ 『中東政治入門』末近浩太
■ 『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す (朝日新書775)』南彰
■ 『苦しい時は電話して (講談社現代新書)』坂口恭平
■ 『番号は謎 (新潮新書)』佐藤健太郎
■ 『「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし (光文社新書)』橋本陽介
3-1 仏教の美術 平安~室町
飛鳥時代の豪族たちを担い手とした仏教文化は、奈良時代になると天皇を中心とする国家主導のもと、全国に広がります。
平安時代になると個人的信仰が宮廷貴族の間にも広がり、豊かな財力に支えられた高度な技術と高い美意識による繊細優美な造形を生み出します。
平安時代前期では、唐の影響を強く受けていますが、しだいにその影響を脱して日本的美意識が生まれていきます。
さらに武家政権が成立した鎌倉時代になると、優美さや華やかさよりも現実味や平明さ、躍動感のある造形が好まれるようになっていきました。
日本の仏教は、時代が進むにつれて日本古来の神道との融合をすすめ、民間信仰なども取り入れて多様な展開をしていきます。ここでは8世紀の終わりから16世紀終わりにかけての、日本における仏教文化の大きな変化の中で誕生した 絵画、書、彫刻、工芸の作品をご紹介します。
華厳宗祖師絵伝(けごんしゅうそしえでん) 元暁絵(がんぎょうえ) 巻下(まきげ)
新羅(しらぎ)国の華厳宗の祖·元暁(617~685)の事績を描いた高僧伝絵巻です。
988年、北宋(ほくそう)で編まれた『宋高僧伝(そうこうそうでん)』という高僧の伝記集をもとにストーリーが構成されています。物語のクライマックスは、元晩が龍宮(りゅうぐう)からもたらされた金剛三味経(こんごうさんまいきょう)を講識し、その徳により王妃の病を癒やしたというくだりです。今回展示しているのがその場面にあたります。
一見素朴味を感じさせるおおらかな表現ですが、墨線は自在で、画面の構成も正確です。薄墨(うすずみ)を用いた軽やかな筆線、透明感のある明るい色調なども、この絵巻の魅力を支えています。また、画面に「~するところ」といった、場面説期や話し手のセリフの書き込み(画中詞(がちゅうし))によってストーリーを展開させていくのも、この絵巻の大きな特徴と言えるでしょう。
元暁と並ぶ新羅華厳宗の祖·義湘(ぎしょう625~702)の事績を描いた義湘絵とともに、京都・高山寺に伝わりました。鎌倉時代前期に高山寺を再興させた華厳宗の僧侶、明恵(みょうえ)上人の周辺で制作されたと考えられています。
あれ,この作品,展示の絵がないぞ。
そう,この作品は撮影禁止。そのため,当ブログでは紹介できず。
バリー・ホワイトも「9月」の曲を作っているのか。
このブログでは,7分の長いバージョンでお届け。
石器から玉器へ
中国では今から130万年以上さかのぼる石器の出土が報告されていますが、化石人骨に石器が伴うのは50万年前の事例です。石器は当初は粗く打ち割るだけでしたが、しだいに加工や研磨の技術が進展し機能性が向上します。そして今から8000年ほど前には、美しく潤(うるお)いをたたえた軟玉による製品が各地でつくられるようになりました。 玉器の誕生です。玉器は、複雑化した地域社会では地位や身分を表明し、儀式や祭祀の道具としても発達しました。
殷王朝後期の王墓から出土したと伝えられています。背中のくぼみに柱状のものを挿(さ)して支えるための石であった可能性が考えられます。中国では漢時代より前にさかのぼる石彫の出土例は極めて少なく、貴重な資料です。
ルーサー・イングラム,当ブログ3度目の登場も毎回曲が違うような。
中国文明のはじまり
このコーナーでは、おもに紀元前3000年から200年の土器や玉器を紹介します。
中国では1万年以上前に土器が出現しました。中国の土器は煮炊きや貯蔵といった日常生活に使用されたもののほかに、赤みがかった表面に褐色の顔料で文様を描いた彩陶(さいとう)や、全体を黒あるいは白に発色させた黒陶(こくとう)・白陶(はくとう)など、神や祖先に供え物を捧げる祭祀や儀礼などに使用された特別な土器もあります。
土器のほかに、潤いのある光沢を持つ石を磨いて作った玉器も非常に珍重されてきました。玉器は神秘的な力をもち、かつ君子が備えるべき徳の象徴ともされてきました。
土器の造形や色彩、玉器特有の光沢など、古代中国の人々が追い求めつづけた美をご堪能ください。
この曲リスナーからのリクエスト。
まさかとは思ったが,当ブログにも記録が残っていた。
20161127 山下達郎 サンデーソングブック 「棚からひとつかみ+リクエスト」 DON'T ASK ME WHY / ALZO
まさか,このブログにも残っているなんて……。
結構このブログでも歴史あるんだな。
大谷探検隊
大谷探検隊は大谷光瑞(おおたにこうずい・京都西本願寺(にしほんがんじ)第22世門主)により、明治35年(1902)から大正3年(1914)にかけて3度、西域(さいいき)に派遣されました。
西域とは、中国の西、今の中央アジアに当たる地域です。他の国が政治的な意図や考古学・文化人類学を動かしたのは仏教が栄えた西域への憧れ、仏教への真摯(しんし)な姿勢によるものでした。彼らは仏教が日本にやってきた道をたどり、遺跡の調査、遺物の収集をすることで、仏教の歴史や文化の謎を解き明かそうとしたのです。大谷探検隊の残した様ざまな記録や、彼らが発見し日本に落ち帰った木簡や古文書、壁画、彫塑(ちょうそ)、染織品などの膨大な将来品は、仏教の歴史やそれぞれの地域の文化を知るための大変貴重な手がかりとなっています。
シルクロード
西はローマから始まり、中国・西安へ。そしてそこから日本の奈良まで続きます。草原を通る道、砂漠を通る道、海を通る道があり、商人や僧侶ら行き来しました。商人が持っていた絹やガラス、陶磁器のほか、それを作る技術、宗教などさまざまな文化も伝わりました。
探検
通信や交通の手段が発達していなかった明治時代、行き先がどんな地形で、そんな風習かもわからない状況で出発した大谷探検隊。
日本とはことなる厳しい気候のなか、海を越え、山や砂漠を越えて発掘や調査はまさに探検。
たくさんのラクダや徒歩で収集品や発掘品を運ぶとき目立たないように変装したこともありました。砂漠の暑さを避けて夜に行動したり、遭難したりしたそうです。
命をかけてでも旅をしたのはどんな思いからでしょう。信仰の心、未知への憧れでしょうか。
天使・人・動物
大谷探検隊が持ち帰ったもののなかには、天使やヘラクレスの姿が現されているものがあります。
これは当時の西域に、シルクロードを経て西洋の文化が伝わっていたことの証。描かれた人びとも日本の作品とはだいぶ雰囲気が異なります。おそらくその地域にいた人びとの姿に近いのでしょう。顔立ち、着ているもの、髪型などに注目してみましょう。
天馬(てんま)やラクダなど、日本の作品ではあまりなじみのない動物の姿も見られます。
素材
いったいどんなもので作られているのでしょうか。
作品の素材は千年以上も前の土、木、布、藁(わら)など、これらは手に入りやすかったでしょうか。ほかの国や地域の作品と比べてどうでしょうか。
素材から作りかたを想像することもできます。
この曲の Youtube での再生回数は非常に少ない。
カバーだから仕方ないのかな。
9月になった。
今週(9月6日)サンソンはこの曲からスタート。
この曲,カバーしている人少ないなぁ。
皆さん,頑張って。
今週のたなくじは以下のとおり
「肩の力を抜くと吉」
「シーツをかえると吉」
「ど忘れしたことをがんばって思い出すと大吉」
「今週のラッキーファッション 長そでのシャツ」
「猪突猛吉(ちょとつもうきち) 1つの目標にまい進するが吉」
「記録的大吉週間」
「テイクアウト大吉 持ち帰って食べると吉」
「食パン大吉」
「冷蔵庫のドアポケットを片づけると大吉」
今週のたぬくじは以下のとおり。
「マジ大吉」
「ちょう大吉!」
「大吉キング」
「ハンバーグ吉」
「プリン吉」
「ヘラクレスオオ吉」
「LOVE吉」
「スーパー大吉」
この曲のエピソードを達郎さんが語ったところ,ネット上では
「『さよなら夏の日』の舞台はとしまえんだった。」
と言うニュースが駆け巡ったようだ。
最近はラジオでちょこちょこと会話しただけでネットニュースを賑わすこともしばしば。
ラジオがネットに近い存在なのか,ネットニュースの記者がラジオを聴きながら記事を書いているのか,推して知るべし。
今日はこの辺で。
本日(8月30日)のプレイリスト「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. サマー・バケーション / 村田和人&竹内まりや
2. 潮騒 / 山下達郎
3. DRIVE MY CAR / 竹内まりや
4. 象牙海岸 / 竹内まりや
5. プラスティック・ラブ / 山下達郎"86/07/31 中野サンプラザ"
6. さよなら夏の日 / 山下達郎
竹内まりやさんがゲストなのに達郎さんのライブバージョンで。
9月12日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく コロナ in ニュージーランド
■ 『「小さな大国」ニュージーランドの教えるもの 世界と日本を先導した南の理想郷』日本ニュージーランド学会
■ 『パスポートの発明 監視・シティズンシップ・国家 (サピエンティア)』ジョン・C.トーピー
■ 『リヴァイアサン』トマス・ホッブズ
● 売れてる本
■ 『思考の整理学』外山滋比古
この本は面白かったなぁ。
● 情報フォルダー
■ 『東京コロナ禍』初沢亜利
● 書評から
■ 『ドキュメント 強権の経済政策 官僚たちのアベノミクス2 (岩波新書 新赤版 1833)』軽部謙介
■ 『100文字SF』北野勇作
9月7日からの新聞広告から読んでみたい本をピックアップ。
■ 『東大塾 現代アメリカ講義』矢口祐人
■ 『〈社会的なもの〉の歴史 社会学の興亡 1848-2000』 厚東洋輔
■ 『東大という思想 群像としての近代知』吉見俊哉
■ 『グローバル時代のアメリカ 冷戦時代から21世紀 (岩波新書 シリーズ アメリカ合衆国史 新赤版 1773)』古矢旬
■ 『マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る (NHK出版新書635)』丸山俊一
■ 『名著ではじめる 哲学入門』萱野稔人
■ 『中古典のすすめ』斎藤美奈子
9月11日金曜日。朝日新聞夕刊に載っていた映画から。
■ チィファの手紙
■ 喜劇 愛妻物語
■ ミッドウェイ
■ スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~
■ 窮鼠はチーズの夢を見る
■ 新しい街 ヴィル・ヌーヴ
■ れいわ一揆
■ ロストベイベーロスト
土居次義(どいつぎよし・1906~1991)
大阪市に生まれる。第三高等学校から京都帝国上学(現、京都大学)文学部哲学科美学美術史へ進学。昭和10年(1935)より恩賜京都博物館(現、京都国立博物館)監視員として勤める。昭和21年(1946)同館館長。昭和24~45年(1949~1970)京都工芸繊維大学教授。障壁画研究を中心に、近世の諸画家について多数の論考を発表。
聖衆来迎寺障壁画 調査ノート
土居次義記
聖衆来迎寺(しょうじゅらいこうじ ・滋賀県大津市)の障壁画(しょうへきが)調書。客殿の間取り、襖(ふすま)と柱の位置を記録し、各室の画題や狩野探幽(かのうたんゆう)久隅守景(くすみもりかげ)ら画家の署名・印を書き留めています。鉛筆で筆遣いを再現した「尚信(なおのぶ)筆」という書き込みは、署名を画像として記録しているかのようです。
田中一松 (たなかいちまつ ・1895~1983)
山形県鶴岡市に生まれる。東京帝国大学(現、東京大学) 文学部美術史学科卒業後、大正13年(1924)より東京帝室博物館に勤務し、以後、半世紀以上にわたり文化財行政の中枢を担う。昭和28~40 年(1953~65)に東京国立文化財研究所(現、東京文化財研究所)所長を務める。特に仏画・絵巻物・水墨画についての著作が多い。
虚空蔵菩薩像 調査ノート
田中一松記
本作品が東京国立博物館に所蔵される以前、三井合同会社の所有であった頃の調書。 絹地の状態、損傷の状態、細部の彩色や装飾について図も交えながら記録しています。 繊細優美(せんさいゆうび)な表現であるとしながらも面貌(めんぼう)の装飾性の強さについて指摘しています。
まりやさんに負けず劣らずの美人双子(?)のカバーを発見。
もうこれにするしかないでしょう。
平子鐸嶺(ひらこたくれい・1877~1911)
三重県津市に生まれる。本名尚(ひさし)、鐸嶺は号。東京美術学校日本画科および洋画科を卒業した後、明治36年(1903)より東京帝室博物館に勤務し、日本美術の調査研究に従事した。法隆寺非再建論(ほうりゅうじひさいけんろん)を提唱するなど当時の仏教美術研究の第一線で活躍したが、肺を患い35歳で逝去した。
刺繍釈迦如来説法図 調査ノート
平子鐸嶺記
現在、奈良国立博物館に所蔵される繍仏(しゅうぶつ)の調書。かつて京都の勧修寺(かしゅうじ)に所蔵されていたことから現在でも勧修寺繍帳(しゅうちょう)とも呼ばれています。平子は中央左端の菩薩像(ぼさつぞう)の頭部や左手の部分などをスケッチし、刺繍に用いられている糸の色の種類を書き留めています。
今泉雄作(いまいずみゆうさく・1850~1931)
幕府の町奉行役人の子として江戸·八丁堀(はっちょうぼり)に生まれる。文部省や東京美術学校(現、東京藝術大学)、東京帝室博物館(現、東京国立博物館)に勤務し、岡倉天心(おかくらてんしん)とともに近代日本の美術行政を支えた。自筆の日記である『記事珠(きじしゅ)』は明治20年(1887)から大正2年(1913)にかけての鑑定や調査の記録が綴られたもので、38冊に及ぶ。
「尾形光琳筆伊勢物語図 調査ノート」
今泉雄作記@14
尾形光琳の比較的初期の制作と考えられる伊勢物語八橋(やつはし)図の調書。図様や人物の衣の色などが軽妙な筆遣いで写されています。右上に「光琳やつはし 水野忠弘(みずのただひろ)」と書かれていることから、山形藩最後の藩主である水野忠弘が所有していた頃の調査と考えられます。
この曲,結構名曲だとは思うのだが,カバーする人が少ない。
もうそろそろネタが尽きていく……。
特集 日本美術の記録と評価
-調査ノートにみる美術史研究のあゆみ-
博物館には数多くの美術作品が収蔵・展示されています。しかし時を経て、いつ、どこで、誰が作ったのか、わからなくなってしまった作品は少なくありませ ん。また、こうしたことを探究する美術史も、日本では明治時代に入ってから学問として研究が行われるようになりました。この特集では、美術作品がどのように調査研究され、美術史研究が形作られてきたのかを、研究者の調査ノートと実際の作品によってご紹介します。
明治から昭和の先人たちは実際の作品をじっくりと見て、調査ノートに時代や作者、材質や技法といった基本的な情報を記録し、図様を写し、作品の特徴を文字と絵を交えて書き留めました。観察・調査に基づき、時代や作者など 不明な点について検討し評価に至る、という行為を連綿と重ねてきたのです。
東京文化財研究所や京都工芸繊維大学が所蔵する調査ノートから、目で見て、手で書き写すことからつづられた、日本の美術史研究の確かなあゆみを追体験してみてください。そこに記された内容は作品をより深く理解する手がかりともなります。調査ノートを通して、作品を見る大切さと楽しさを感じていただけたら幸いです。
今週(8月30日)のサンソンは先週に引き続き,納涼夫婦放談。
まずはこの曲から。
3-3 禅と水墨画 鎌倉~室町
鎌倉時代13世紀、中国から来日した僧や中国に留学した僧により、禅宗(ぜんしゅう)が本格的に導入されました。禅宗とは、坐禅(ざぜん)や問答(もんどう)などの実践的な修行を重視する仏教の教派の一つです。
またこれにあわせて、闇の濃淡や筆の勢いを取使して対象を 描いた水墨画(すいぼくが)や、墨跡(ぼくせき)と呼ばれる禅僧の書がもたらされ、日本でもこれを学び、制作されるようになります。
水墨画は、鮮やかな色彩をともなうそれまでの日本絵画とは大きく異なるものでしたが、禅宗の枠を越えて広まり、日本絵画に欠かせない技法として定着していきます。
また、禅僧による墨跡は弟子たちによって大切に守り伝えられ、茶席を飾る掛物(かけもの)としても珍重されるようになっていきます。
この展示室では、鎌倉時代から室町時代、13世紀~16世紀にかけて描かれた山水図・人物図・花鳥図などの水墨画や、個性豊かで気魄(きはく)に満ちた墨跡を紹介いたします。
今日はこの辺で。
本日(8月23日)のプレイリスト「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. 夏のモンタージュ / 竹内まりや
2. 夏の恋人 / 竹内まりや
3. かっこいいツイスト / 弘田三枝子
4. SWEET LOVE / 弘田三枝子
5. 駅 / 弘田三枝子
6. 砂に消えた涙 / 竹内まりや
7. いそしぎ (THE SHADOW OF YOUR SMILE) / 竹内まりや
8. SPARKLE (LIVE) / 山下達郎"14/09/18 名古屋センチュリーホール"
今週のたなくじは以下のとおり
「ポリフェノール大吉 (例)ぶどう・ワイン・チョコレート」
「救急箱の中身を補充すると吉」
「きのこを3種類以上食べると大吉」
「お取り寄せグルメ吉」
「ワンモア大吉 いつもより1つ余計にいいことが」
「週末にかけて金運高まる」
「今週のラッキー掃除 水回り」
「家で映画を見ると吉」
「偶数日小吉、奇数日大吉」
今週のたぬくじ3は……
「金運アップ!」
3-2 宮廷の美術 平安~室町
平安時代の初めころ(9世紀前半)まで、日本は中国をはじめとする外来文化の影響を強く受けていました。
しかし平安時代の半ば(10世紀ころ)以降、日本的な美意識に基づく「和様(わよう)」の文化が成熟していきます。
こうした美術を担っていたのが、宮廷貴族社会の人びとです。
天皇や貴族たちの美的な営みが以後の日本美術の根幹を形作りました。
鎌倉時代以降、政治の実権が武士に移っても、宮廷文化は衰えることなく、江戸時代まで連綿として受け継がれました。
貴族たちによって記された美しい仮名(かな)や、きらびやかに装飾された料紙(りょうし)。
日本独特の発展をとげた絵巻や、日本の風景風物を描く「やまと絵」。
意匠を凝らし、貴族の調度として用いられた様々な工芸品。
ここでは、こうした宮廷ゆかりの美術をご覧いただきます。
まりやさんの洋楽カバー。
このブログでは,私の好きな,バリー・マニロウのバージョンで。
3-1 仏教の美術 平安~室町
飛鳥時代の豪族たちを担い手とした仏教文化は、奈良時代になると天皇を中心とする 国家主導のもと全国に広がります。
平安時代になると個人的信仰が宮廷費族の間にも広がり、豊かな財力にささえられた高度な技術と高い美意識による 繊細優美な造形を生み出します。
平安時代前期では、唐の影響を強く受けていますが、しだいにその影響を脱して日本的美意識が生まれていきます。
さらに武家政権が成立した鎌倉時代になると、優美さや華やかさよりも現実味や平明さ、躍動感のある造形が好まれるようになっていきました。
日本の仏教は時代が進むにつれて日本古来の神道との融合をすすめ、民間信仰なども取り入れて多様な展開をしていきます。ここでは8世紀の終わりから16世紀終わりにかけての、日本における仏教文化の大きな変化の中で誕生した、絵画、書、彫刻、工芸の作品をご紹介します。
2 国宝室
この展示室は、絵画・書跡の名品をゆったりとした空間でご覧いただけるように、特別に設けた部屋です。東京国立博物館に所蔵されている、あるいは寄託されている国宝から、特に選りすぐった作品1件をご覧いただきます。
国宝とは、重要文化財の中から「世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるもの」(『文化財保護法』) を、国が特別に選んで指定したものです。重要文化財全体に 占める割合は約9パーセントに過ぎません。
奈良時代の謹厳な写経、院政期の美麗な仏画や装飾経、平安時代から鎌倉時代の各種の絵巻や和歌集など、制作がきわめてすぐれ、文化史上特に貴重なものとして国宝に指定された作品の魅力を、こころゆくまでご鑑賞ください。
今日から,国立西洋美術館から東京国立博物館に戻っての,【毎日東博】。
この日の東博,本館2室(自体)のキャプションから。
9月5日,土曜日の朝日新聞,読書面から読んでみたい本をピックアップ。
●ひもとく ニック・ランドの思想
■ 『暗黒の啓蒙書』ニック・ランド
■ 『ゲンロン0 観光客の哲学』東浩紀
■ 『哲学とは何か』ジル・ドゥルーズ
● 売れてる本
■ 『ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち』ブレイディみかこ
●書評から
■ 『言語の起源』Daniel L. Everett
■ 『さらば、神よ 科学こそが道を作る』リチャード・ドーキンス
■ 『ダーウィン『種の起源』を漫画で読む』チャールズ・ダーウィン
■ 『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』樋口耕太郎
● みる
■ 『空中写真歴史図鑑 大自然と人類文明の映像遺産』イーモン・マッケイブ
● おすすめ
■ 『本の読める場所を求めて』阿久津隆
● 新書
■ 『死の病いと生の哲学』船木亨
■ 『ドキュメント武漢』早川真
■ 『東京裏返し 社会学的街歩きガイド』吉見俊哉
■ 『世紀の落球』澤宮優
■ 『文学こそ最高の教養である』駒井稔
弘田三枝子さん,竹内まりやさんの「駅」をカバーしたこともあるそうで,番組内でオンエアーされていた。
9月4日金曜日。朝日新聞夕刊に載っていた映画から。
■ ミッドウェイ
■ リスタートはただいまのあとで
■ 行き止まりの世界に生まれて
■ 人数の町
■ mid90s ミッドナインティーズ
■ ソワレ
ロヴィス・コリント(1858年-1925年)
樫の木
ドイツの印象派を代表する画家、ロヴィスコリント一作です。
この画家は、パリのアカデミー·ジュリアンで学んだ経験を基礎とした写実主義的な絵画の数々、フランス印象派の影響が顕著なベルリン分離派参加以降の仕事、さらにその後の表現主義的な作風など、19世紀末から20世紀初頭にかけて多様なス タイルを見せました。
本作品では、クールベからモネ、ひいてはセザンヌらまでのフランス人画家たちの樹木の描写を想起させずにはいない構築的かつ躍動的な筆致によって、一本の樫の木をカンヴァス全体に網状に描きだし、かつてのドイツ·ロマン主義に馴染みの絵画主題であったものを、あらたな表現の次元へと押し広げています。
弘田三枝子さんが亡くなったので,追悼の意味を込めて。
こんな曲を歌っているとはつゆ知らず。
次の曲 SWEET LOVE / 弘田三枝子 は見つけられなかった。
今週(8月23日)と来週のサンソンは,竹内マリヤさんを呼んでの納涼夫婦放談。
まずはこの曲から。
番組ではまりやさんバージョンだったけれど,当ブログではみつきさんバージョンで。
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