【棚から一掴み】池上彰『見通す力』
【送料無料】見通す力 |
(出版社のホームページより)
1年先をどうしたら予測できるのか?
池上流「先読み術」を初公開!
人気ジャーナリストはどのように情報を得て、「これから」を読んでいるのか。本書では、新聞、雑誌、テレビ、書籍、インターネットなどのメディアから価値ある情報をつかみ、今後を予測していく手法を紹介。不安に満ちた時代でも、「これから」が読めれば、仕事も人生もよい方向へ変えられる!
見通す力を高める4つのステップ
情報の収集
↓
情報の選別
↓
仮説の設定
↓
仮説の検証
(目次)と(ポイント)
序章 「見通す力」を使って将来を予測する
第1章 「見通す力」はこうして鍛える
「見通す力」は,「テーマを決める」 → 「情報を集める」 → 「情報を選別する」 → 「仮説を立てる」 → 「仮説を検証する」 → 「仮説が誤っている場合は立て直す」 → 「仮説を再度検証する」 の繰り返しで取得できる。
第2章 見通すための情報収集(1)新聞、テレビなどを使った「ニュース定点観測」
「ニュース定点観測」することにより,世の中の動きを体感できる。
新聞記事を,隅から隅まで読む必要はない。大きな見出しだけを見て興味を引いた記事だけ読む。1面,3面,自分に関連のある面の記事だけの拾い読みをするだけでもいい。
新聞スクラップはおすすめ。切り抜かずともページごと保管しておいても良い。
テレビ報道は分かりやすい反面,「編集」されていることに留意。
第3章 見通すための情報収集(2)雑誌や書籍、ウェブサイトなどを使った「深掘り情報収集」
「ニュース定点観測」により得た気になる情報は,雑誌や本,情報サイトなどでより詳しい情報を得る。これを「深堀り情報収集」という。
集まった情報の中で矛盾することがある。情報の「選別」が肝要。
その分野の中での「定本」を読むことにより,関連情報をまとめて手に入れることができる。
ウェブの情報は,情報源をしっかりと把握すること,情報を手に入れる入り口程度だと思うこと。
第4章 仮説を設定し、検証してみよう—信頼できる情報をもとに、「これから」を予測する
情報を集めた後は,今後何が起きるか「仮説」をたてること。
その中で有効なのは,関連する「キープレイヤー」同士の関連性を明確にすること。
「仮説」を立てる際,専門家の思考のプロセス・論理を体得すること。
一度「仮説」を立てた後,常に検証が必要である。誤った場合は「仮説」を見直し,修正を加えること。
第5章 私はこうして先を見通そうとしてきた
第6章 「自動車業界」のこれからを見通してみよう
5章・6章は実例紹介。
なぜ,出版社のホームページの項目や,目次を転記したか。
これ,久しぶりに「当たり」の知的生産の本。ま,私自身,最近知的生産の本を読んでいないのだが。
先日紹介した,『池上彰の新聞勉強術』(文庫版)は,単行本出版が2006年のもの。この本は,その後,2009年に上梓されたもの。今回の『見通す力』の方が,「新聞を読む」だけでなく,トータル的に知的生産術について述べている。
おすすめ。
【図書館分類】002.7
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