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【Jブンガク】『平家物語』作者不詳

09/05/12 Jブンガク より
『平家物語』作者不詳

 「名のらせ給へ。たすけ参らせん」

 『平家物語』は12世紀に権力を握った平家一門の栄枯盛衰を描いた長編の軍記物語である。
 巻9「敦盛最期(あつもりのさいご)」は,一ノ谷の合戦が決着し敗走する武将・敦盛を,源氏の武士,熊谷直実(くまがい・なおざね)が目にするところから始まる。
 敦盛の幼い顔に自らの息子の面影を見出した直実は、その場から逃がそうとする。しかし,敦盛は,「ただ落ち着いて,早く首を取れ」と促す。
 ついに直実は,泣く泣く敦盛を手にかけるのである。
 武士としての行動と人情の板挟みになる直実と,死を静かに受け入れる敦盛。2人の切ない物語である。


     *     *     *


 依布サラサ曰く,「色は匂ほへどちりぬるをな本」


サラサ「人が生まれてから死ぬまでの一生が,花の一生に合致している」
敦盛は平清盛の弟である経盛の末子。

 「名のらせ給へ。たすけ参らせん」

直実は若き敦盛を我が子とダブらせ斬ることをためらう。
サラサ「人間味があって良い。」
ロバート「直実は功名心の塊みたいな人だ。搦手(からめて)といって敵の背面から責める軍勢にいた。」

一刀両断 「ただとくとく頸をとれ」

敦盛vs直実 ヒーローとヒールに分けられない。そこが日本文学とハリウッドの映画との違い。

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