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【Jブンガク】『松子夫人への手紙』谷崎潤一郎

09/05/01 Jブンガク より
『松子夫人への手紙』谷崎潤一郎

 「ご主人様,どうぞどうぞ,お願ひでございます。御機嫌を御直し遊ばして下さいまし。」

サラサ「こんな手紙をもらったら,お姫様気分になってしまいます。」
ロバート「谷崎の恋愛術にはまりましたね。」


 依布サラサ曰く,「恋文ドラマな本」


     *     *     *


 明治から昭和にかけて活躍した文豪谷崎潤一郎。『松子夫人への手紙』はそれぞれ別の相手と結婚していた時期に谷崎が松子へ宛てた恋文である。
 昭和7年10月7日。ご主人様,どうぞどうぞ御願ひでございます御機嫌を御直し遊ばしてくださいまし。たった一言「許してやる」とだけ仰つしやつて下さいまし。一生私を御側において,御茶坊主のやうに思し召して御使ひ遊ばして下さいまし。
 終始へりくだって,松子の許しを請うている谷崎。一流の女性崇拝が遺憾なく発揮されている。
 谷崎は40歳代の後半からおよそ10年間で20通ほどの手紙を松子に宛てた。


     *     *     *

ロバート「今回取り上げたラブレターな本のうち,唯一本物の手紙です。」
サラサ「プロが書いた本で,出演者が谷崎と松子夫人,そして,監督も谷崎,という感じです。」

 「私に取りましては芸術のためのあなた様ではなく,あなた様のための芸術でございます。」

ロバート「『蘆刈』(1932),父子二代にわたる男の思慕と愛情の物語に松子夫人をモデルにした女性が登場している。」
サラサ「松家さんがいたから書ける,『松子サイクル』に引かれる。」


一刀両断
「御機嫌を御直し遊ばして下さいまし」


 実は,キャンベル先生と松子夫人には,ある秘められた接点があった。
 キャンベル先生(当時20代)と松子夫人は,新宿のディスコに行ったことがある!!

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