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【Jブンガク】『ぼくは勉強ができない』山田詠美

09/04/03 Jブンガク より
『ぼくは勉強ができない』山田詠美

 「私勉強しか取り得のない男の人って,やっぱ苦手みたい。つまんないんだもん。」

 依布サラサ曰く,「イチゴミルクな本」

 1992年に出版された「ぼくは勉強ができない」。作者は山田詠美。恋愛を題材にした作品は,海外でも数多く翻訳されている。
 主人公はサッカーが大好きな時田秀美,17歳。勉強はできないが女性にはもてる。ショットバーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。
 けれど,大学に行くことしか頭にない優等生,脇山とはどうもしっくりこない。
 そこで秀美は親友の真理に協力を依頼。真理は脇山を翻弄するため恋愛ゲームをしかけるのだが……。その結果とは?
 勉強,恋愛,友情。高校生が抱える様々な問題。そんな中で,常に自分の価値観や納得できるものをみつけたいと葛藤する秀美。
 世間のフツウを斬新な感覚で捉えた青春小説だ。


     *     *     *


 脇山 = 秀美をライバル視する優等生
 真理 = 秀美の幼なじみ。男の子に大人気。
 秀美は幼なじみの真理に脇山に気のある素振りを見せるよう耳打ちした。


 で,どこが"イチゴミルク"なのか。
 真理の仕草などが,高校時代独特のキュンくる感じ。これがイチゴ。
 「真理は,スカートを翻して隣の教室に駆け込んだ。」
 「ラクロワの残り香は,いつまでも鼻をくすぐっていた。」
 ミルクは,健全と不健全のどちらにすべきか,のモヤモヤ感。
 「秀美はねぇ,要するに健全すぎるのよ。」

一刀両断 「ぼうは,それにうつつを抜かして来て勉強しなかった。」

 「クラス委員長はぼくと三票の差で,脇山茂に決まった。」
 「時田秀美です。最初に言っとくけど,ぼくは勉強が出来ない。」

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