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【千日后】ドラマ「プライム・ミニスター」第2回【offTV】

 久しぶりに,昔の記事を振り返る,【千日后】でも。
 フジテレビの月9ドラマ「CHANGE!」は,賛否両方ともあったようだが,無事終了した。
 私は最初の2話は読んだが,後は見なかった。最終話,国民に向け,キムタクが一人で長台詞を言っているところは見たが,それくらいは見たか。
 少なくとも,私の思い描いていたストーリーとは違ったから,アイデアを○○された,とは思わない。あの手のネタは誰しも考える。
 ただ,ハト派の首相というか国家元首が主人公のドラマって,あまりヒットしないんだよな。昔アメリカ大統領の替え玉が主人公だった,確か「デーブ」という映画だったかな?それをテレビで見たけれど,非常に地味な印象を受けた。ああいう映画はなかなかヒットしない。むしろ,「インディペンデンス・デイ」のようなタカ派で派手なものの方が観客へのウケはいい。

   *   *   *

 で,私の考えたドラマ「プライム・ミニスター」。前回紹介したのは,首相誕生の話と農水相就任の話。
 今回は,二つめのエピソードを考えてみた。「防災担当大臣」の話。

   *   *   *

 組閣する際,首相○○は,防災担当大臣にタレント議員▲▲を指名した。▲▲は被災地などのボランティア活動をしていく上で政治に目覚め,国会議員選挙に立候補。見事当選を果たした。タレントとしては有名人だが,議員としての力量はまだ素人。なぜ▲▲を選んだのか……。
 当然,大臣就任の話を聞いて本人もビックリする。「なぜ私が……。」
 首相○○は▲▲に,「客寄せパンダとなって欲しいんだ。」

 首相就任して程なく,とある地方で大地震が起きる。住宅は倒壊し,避難生活を余儀なくされる住民たち。
 被災直後には,首相が▲▲の右腕として指名した,事務方の特命技官■■が被災地に向かう。

 実は,この■■が,このドラマのポイント。
 ■■は,幼い頃,地震で父親を亡くす。母親と二人で過ごすが,母親も台風による水害で亡くす。その後,親戚に預けられるが,親戚の家に預けられる度に,その家が天災に遭う。そして,親戚の誰かが亡くなる。また,別の親戚の家に預けられる。その家が天災に遭う。誰かが亡くなる。その繰り返しで,親戚の間では,「死神」と呼ばれるようになってしまった。
 高校に入学する頃から一人暮らしを始める■■。どこかで天災が起きると,必ずボランティアで現地に向かうようになった。自分が被災したときの恩返しとばかり,可能な限りボランティアに参加する。あちこちの被災地でボランティアに参加し,それが元で被災地の住民とネットワークができる。別の場所で天災が起きる。すると■■が被災地に向かう。すると,以前被災した住民の代表たちが「今度は僕たちが恩返しする番だ。」とボランティアに向かう。■■と再会する。気の置けない友人となった■■と以前の被災住民。協力し合い,ボランティア活動をする。その輪がだんだんと広がり,■■は,全国各地の被災地の住民との間にネットワークができる。当然過去の被災地の実情が頭の中にデータベースとなって残っていく。その記憶を活用して,新たな被災地では,スムーズな支援活動が可能となる。

 ■■が防災担当の特命となったのは,ある地震の被災地で首相となった○○と会ったことが元となっている。
 皆が,被災した家屋を前に呆然としているとき,この■■だけがひとり前向きにボランティア活動をしているのだ。被災した住民を最大限尊重し,時には励まし,時には優しく接し。○○は彼の態度に感銘して声をかけた。そして,彼の半生を聞き,もし,自分が首相になったときは彼を防災担当大臣に,と心に誓う。そして,首相就任した際,■■に防災担当大臣に迎える準備があることを話す。

 しかし,■■はその話を断る。
 「被災した場所に大臣が,私の活動のように長期間居続ければ,地方自治体の首長たちが気を遣い,復興の邪魔となる。むしろ防災担当大臣はメディアの心をつかむような客寄せパンダがいい。私は裏方に徹し,被災地の復興に尽力を尽くしたい。」

 で,タレント議員▲▲が客寄せパンダとして,防災担当大臣に就任する。本人もそれを自覚し,行動する。
 先程の地震が起きた場所にも,真っ先に駆けつけ事務方特命■■と協力し,被災者を勇気づける。しかし,地震直後,余震の可能性もある。長居はできない。短時間で帰京するが,そのとき,▲▲は住民に誓う。
 「絶対に,絶対にまた来るからね。」

 マスメディアは,数ヶ月も経つと被災地のことをあまり報道しなくなる。全国の注目度も下がる。
 そんな頃を狙って,▲▲が再び,被災地を訪れる。今度は芸能人の友人を何人も連れて。
 歌手,お笑いタレント,カリスマシェフ等々,幅広い交友録を最大限に使い,多くの芸能人を連れて,被災地に。
 被災地のことを考え,日帰りに。しかし,中身の濃い時間を被災者とともに過ごす。
 みんなで食事を作ったり,ゲームをしたり……。しばし,辛いことを忘れて,被災者もボランティアも公務員も,みな楽しい時間を過ごす。

 最後,別れの時,とある歌手が一曲歌うことになる。
 しかし,突然のアイデア。とある歌手が突然言い出すものだから,マイクもカラオケも何も用意していない。
 すると,歌手は
「私は自分の咽があれば大丈夫。カラオケも演奏も要らない。でもね。私も歌手の端くれ。この防災服のままで歌うのは嫌。」
 というと,防災服を脱ぐと,ステージ衣装が。そう。この歌手は最初から被災者の前で歌うつもりでいたのだ。

 そして,ア・カペラで自分の代表曲を歌う。その歌は,一時避難場所の体育館の隅々に至るまで,響き渡るのだった……。

※地震などの大きな災害が起きたとき,被災した住民などは,何をしていいのか分からない。そこで,ボランティアや国の災害救助隊がリーダーシップを取り,二次災害三次災害を防ぐ。
 しかし,最終的には,被災した住民や地方自治体が再建プランを策定し,実行していかなければならない。ボランティアや災害救助に当たる人々は,少しずつイニシアチブを地元の人々に移譲し,フェードアウトしていくべきだ。そのことについて,特命■■を通じてドラマで主張していきたいのだが。
※※今回の防災担当大臣や最後にア・カペラで歌う歌手のモデルとなる人がいるのだが,ここでは載せないでおく。知りたい方は,私に直接聞いて欲しい。


 参考:ドラマ「プライム・ミニスター」に関する記事
 【off TV】第10回 連続ドラマ企画「プライム・ミニスター」
 【off TV】第10回 連続ドラマ企画「プライム・ミニスター」,その後

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