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【千日后】恩賜上野動物園のパンダ

 何というか,ちょうどタイムリーなニュースだったので取り上げてみる。
 最後に私が恩賜上野動物園のパンダ,リンリンを見たのは,2007年9月27日。このブログのおかげで,日付まではっきりと分かる。すごいものだ。
 その日は,パンダが目的と言うよりも,携帯端末(ユビキタス・コミュニケーター)を使ってみたかったから。
 案内所で携帯端末を借り,まずはどんな物か試してみようと,パンダ舎に行った。
 携帯端末の画面では,園長(今回のニュースでコメンしている,小宮園長さん)が,パンダの説明をしている。その説明を見ながら,リンリンを見学したのを覚えている。元々,パンダというのは,日中はずぅっと座っているか寝ているかなので,昔見た記憶とさして変わりはないとは思っていたが,なかなか高齢だったのね。

 そのパンダが,08年4月30日,死んだ。思わず,「亡くなった」と書きそうになったが,動物だから「死んだ」が妥当なんだよな。そのパンダへのお別れ会が,5月5日,上野動物園で行われた。死んでから5日後の行事。近所の小学生や幼稚園児が参加したようだが,連休を挟んでいるので,これだけ短期間で79人も子どもたちが集まるというのは,すごいことではないか。よほど,近所の子どもたちからも愛されていたのだろう。

 で,パンダのいなくなった上野動物園。この先どうしようか,そう悩んでいたところへ,中華人民共和国(中国)の胡錦濤国家主席が来日。「パンダ貸すよ」の手みやげを持ってきてくれた。
 あくまで「貸す」であって,日本は「もらう」わけではない。レンタル料が発生することは容易に想像できる。そのレンタル料は1億円と見積もられている。

 正直,私は非常に困惑している。パンダによって,他の日中の問題がうやむやになることがいやなのだ。正確に言えば,マスメディアがパンダのことばかり取り上げてしまい,今回の胡錦濤国家主席来日で行われた他の交渉について,マスメディアが取り上げなくなってしまったことが嫌なのだ。
 9日(金)のTBSラジオ「アクセス」で,二木さんが,パンダ以外にも今回の胡錦濤国家主席来日の成果がある,というようなことを言っていたが,そのことに関して,あまり他のメディアの報道では大きく取り上げられなかった。何で?メディアはもう少し冷静な報道をすべきでは。

 上野動物園のパンダ舎は,表門入ってすぐの好立地にある。そこがカラなのは動物園としても心もとない。
 でも,上野動物園は,手狭な土地。園内を改修しようにもなかなか苦労しているにも思える。その意味では,あのカラのパンダ舎を利用しながら,老朽化したオリなどを逐次改修していったらどうだろうか。年間1億円中国に払うよりは,有効な活用になるのでは?

【参考】恩賜上野動物園の記事
【新企画】Challengeぐるっとパス2006第28回,恩賜上野動物園
恩賜上野動物園
【ぐるパ07夏】その11 恩賜上野動物園
恩賜上野動物園で「思い出ベンチ」

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