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【ぐるパ07夏】その14 「地下展 UNDERGROUND-空想と科学がもたらす闇の冒険-」@日本科学未来館

Ca330577
07/10/10
「地下展 UNDERGROUND-空想と科学がもたらす闇の冒険-」
日本科学未来館

 10月17日で,期限の切れるぐるっとパス2007。
 ということは,今回の【ぐるパ07夏】も10月17日訪問までで終わることになる。ラストスパートは,「プラスワン」にこだわらず,見に行きたいところをチェックした。

 今回は,日本科学未来館。ここは2月から,プラネタリウムが新番組となり,チェックしたいところ。また,「地下展」にも興味が引かれた。「地下」というキーワードで展開していくのか,気になった。
 また,入場方式が変わり,各展示フロアに入る際は,チケットのQRコードをかざし,自動改札機のようなゲートを開けなければいけないようになった。まぁ,その辺も見たいというのもあったが。

 で,見に行った感想だが,
 「……。」
 というのが本音。

 「地下展」だが,それぞれのトピックを展示しているのは分かる。しかし,一つ一つが独立しているために,関連性がないというか,全体を通しての主義主張が感じられない。
 強いて挙げるとするならば「地下はすごい。」程度か。それじゃぁなぁ。あまりパっとしないというか。

 それと,地下をイメージした展示のため,展示場内が全体的に暗い。それはいいのだが,キャプチャーが読みづらい。せめて,もう少し字の大きさを変えるとか,考えて欲しかった。キャプチャーの位置もバラバラのため,続きを読むためにキャプチャーを探すという作業もあったり。

   *   *   *

 常設展。今回,少し落ち着いた眼で常設展を見てきた。今までは,訪問回数が浅いため,まずは楽しむことから始めよう,という感じだったが,さまざまな科学系の博物館を見た上で,もう一度冷静な視点から,この日本科学未来館を見つめ直そうとした。

 で,今回の訪問で感じたのは,「あと5年」。
 あと5年のうち,展示のフルモデルチェンジを考えていかないと,少なくとも,日本科学未来館の「未来」については,展示できないのではないだろうか。
 というのも,今回,3階サイエンスステージで,マイクロマシンの説明を聞いた。その説明自体は面白かったのだが,マイクロマシンを紹介する際に使われていたのは,一時代前の携帯電話とゲーム機。携帯電話は折りたたみもスライドもしないタイプのもの。最近の携帯電話は,画面が大きくなる傾向にあるため,折りたたんだりスライドするなどして小さくする努力をしないと不評なはずだが。また,ゲーム機も一世代前のゲーム機。そのゲーム機,今遊んでいる人いないよ,と言いそうになってしまった。

 おそらく,日進月歩で進んでいく科学に,展示資料や実験装置を買う予算がなかったり,暇がなかったりするため,一昔前の携帯電話やゲーム機で済ませたのだろう。せっかくの有意義な話が興ざめしてしまう。

 他についても似たようなことが言える。インターネット物理モデルは,2箇所以上が「調整中」。このような展示は,唯一無二のため,故障したら,その修理は大変手間がかかる。しかも材料は手作りの場合がほとんど。故障したら直すための時間的金銭的なロスは計り知れない。
 おそらく,あと5年もすれば,「すいません,修理するよりも新しい展示にした方が安く済むのでは。」なんてことになるだろう。

 他も,科学の進歩は早く進んでいくため,展示内容もその早さに対応していかなければならない。あと5年,少しずつでも展示を改修していかなければ,日本科学未来館は日本科学一昔館になってしまうだろう。

 科学系の博物館で言えば,
 千葉県の現代産業博物館が90年代開館,内容は80年代の最先端,
 ここ,日本科学未来館が2001年開館,内容は90年代の最先端,
 そして,2007年にリニューアルを完成した国立科学博物館が2000年代の最先端,ということになろうか。

 そんなことを考えていくと,後日アップ予定の科学技術館というのは,上手いこと考えた博物館だなぁ,と思う。その話はいずれ。

 日本科学未来館について話を戻す。あと5年,と挑戦的なことを書いたが,そのことを予知していたのだろうか,現在,シンボルゾーンの改修を行っている。昨年(2006年)には,医療に関する展示を改修,今年(2007年)はVRシアターも改修した。細かい展示は,改修したようだが,ここはひとつ,大幅なリニューアルを図ってはどうか。勿論,リニューアル前には「(改修による)一時閉館のため,今の展示を見る人は今のうちに」キャンペーンも忘れずに。
Ca330578

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