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「joyの社会学」第1回 履修要覧から

 今週から始まる,「joyの家族社会学」。
 喜多川豊宇先生の「家族社会学」を履修したのは,1995年。20世紀のことだった。
 今回のjoyの家族社会学,第1回は当時の履修要覧記載の授業の予定を紹介する。


   *   *   *


家族社会学 -家族するの社会学-
喜多川豊宇(木曜2限)

講義内容
 共生の家族社会学
 ・・・世代・親子・男女・異文化間の隔壁を越えて・・・
 Let's try to do sociology of family!

 紅花栽培が女性人口を増やした江戸時代の農村家族,妻の死亡の不幸より,馬のそれは農家の破滅という諺が残る前近代ドイツ農村家族など近代家族前史から導入する。ロマンティックラブによってカップルが性の共同体的な監視を退けて,"愛情"中心へ傾斜していった最初の性革命から,より自由な現代の求愛行動,未婚,既婚カップル間のエロチックな関係重視がもたらした第二の性革命や"新不倫関係"といわれる最近の婚姻関係の不安定性までをたどる。
 濡れ落ち葉,粗大ゴミ,熟年離婚,家庭内別居,ホテル家族,冬彦現象,お宅族,結婚しないかもしれない症候群,シンデレラコンプレックス,夫拒否症,フィリピン花嫁etc……これらの現代用語はすべて現代家族や結婚に関係する日常的な,今日の日本の傾向を表すものである。これらにすべて共通にみられるキーワードは何であろうか?その答えは,「隔壁=bariier」である。さらに分類すると,世代間の隔壁,親子間の隔壁,男女間の隔壁,異文化の隔壁などに分けられる。現代家族を,こうした隔壁の視点からとらえ,いかにしてこうした,世代・親子・男女・異文化間などのさまざまな「壁」を超えて,共生を築けるかを探ってみる。家族する=Doing Familyという家族行為論の視点が出発点である。

年間授業スケジュール
 前期,後期通年
 恋愛,性愛や家族の歴史や現代状況,家族の日常世界の観察など具体的なデータを示し,共生の視点から問題展開する。奥さんや家内と古代ギリシャの女部屋(ジナイコニュティス)との共通性,アラブのベールとリエのサンタフェとの関係,マドンナの性の事故商品化,恋のマニュアル化といわれるマニュアル誌にひっぱられたビジネス・ターゲット化した恋愛論分析など,アップトゥデイトな素材を随時使用して,分かりやすく解説する。さらに,家族社会学を通して,生活世界を分析する。

指導方法
 年間1回のレポートがある。テーマは,予め用意したキーワード表から自由に選択する。自分を取りまく生活世界のすべてが教材である。

成績評価の方法
 年2回のテスト,レポート,出席が成績の対象になる。

テキスト
 随時指示

参考書
 随時指示

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