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【Big Wed】北信越BCリーグ,富山コーチに宮地。

 一週間の気になるスポーツニュースをピックアップ,【Big Wednewsday】。
 最近,時間が不足し,記事を書く時間がなかなか取れない。ひょっとしたら,今週はこれ1本だけかもしれない。その時はご容赦願いたい。とはいうものの,このコーナー,対して反響がないので,多少記事が少なくとも,許していただけるだろう。

 今回,取り上げるのは,2007年1月,TBSテレビで放送された「バース・ディ」という番組。その番組で,福岡ソフトバンクホークスの宮地克彦選手が取り上げられていた。
 彼は,以前に西武を戦力外となり,トライアウトからホークスへ移籍。その後,頭角を現し,外野のレギュラーに定着。オールスターゲームにも出場。プロ入り16年目での初出場は珍しく,マスメディアからは「リストラの星」とまで評された。

 その宮地も,2006年シーズンは出場機会が減っての戦力外。本人は「まだやれる。」と信じて,2回の合同トライアウトに挑戦した。

 しかし,結局プロ野球チームからは声がかからず,引退か,と思いきや,2007年から始まる北信越BCリーグのプレーイング・コーチとして,契約することになった。

 と,ここまでが,番組の概略(但し,宮地選手の部分のみ)。

 そこで,気になったので,北信越BCリーグのHPを覗いてみた。
 4球団の監督・コーチは以下の通り。

【信濃グランセローズ】
監督: 木田 勇(52歳) 日本ハム→横浜大洋→中日
コーチ: 勝呂壽統(43歳) 巨人→オリックス→大阪近鉄〈コーチ〉福岡ダイエー
    島田直也(36歳) 日本ハム→横浜大洋→ヤクルト→近鉄
【石川ミリオンスターズ】
監督: 金森 栄治(49歳) 西武→阪神→ヤクルト〈コーチ〉ヤクルト→西武→阪神→ソフトバンク
コーチ: 長冨浩志(45歳) 広島→日本ハム→福岡ダイエー〈コーチ〉福岡ダイエー
     中居殉也(34歳) 福岡ダイエー〈コーチ〉福岡ダイエー
【富山サンダーバーズ】
監 督: 鈴木康友(47歳) 巨人→西武→中日→西武〈コーチ〉西武→巨人→オリックス
コーチ: 横田久則(39歳) 西武→千葉ロッテ→阪神→台湾・兄弟〈コーチ〉台湾・兄弟
     宮地克彦(35歳) 西武→福岡ダイエー※富山ではプレイイングコーチ
【新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ】
監 督: 後藤孝志(37歳) 巨人〈コーチ〉ニューヨークヤンキース・1Aタンバヤンキース
コーチ: 本間 忠(29歳) ヤクルト 11月21日
     根鈴雄次(33歳) モントリオール・エクスポズ・3Aオタワリンクス※新潟ではプレイイングコーチ

 各チーム1人までプレーイング・コーチが採用できるようで,宮地選手は,プレーイング・コーチ枠。
 見ると,富山は元西武の選手で固めている。新潟は,MLB経験者が多い。石川はホークスつながり。それぞれに,関係する球団色が強く出るのでは,とも思ってみたり。

 かつて,四国アイランドリーグを立ち上げた石毛宏典氏が,こんなことを言っていた(出典は失念)。
「四国アイランドリーグを設立することにより,プロ野球を引退した選手たちの,再就職の場を提供したい。」
 ある意味,北信越BCリーグも,プロ野球を引退した選手,再度プロ野球を目指す選手たちの受け皿の側面を持つ。その意味では,四国アイランドリーグも,北信越BCリーグも期待するところが大きい。

 ところが,である。一度現役を引退し,プロ野球界へ,コーチとして戻ろうとしている人々に,一つの懸念材料がある。
 それは,プロ野球においては,コーチング理論が体系化されていないのでは,ということ。

 というのも,昨季(2006年シーズン),衣笠祥雄氏のバッティング理論をテレビで聞く機会があった(出典TBS「MLB主義」)。
 衣笠氏のバッティング,ボールとバットが当たる位置(打点)は,バットを振り下ろし,ちょうど腕が伸びきったときの,へその前あたりである。ホームベースの前方あたりだ。

 しかし,最近の強打者の打点は,もっとボールを手前に引きつけて,ボールを呼び込んでから捕らえ,そこから腰の回転を使って,遠くへ飛ばすようになってきている。これは,投手の変化球が打者に近いところで大きく変化するのに対応するためだ。
 このバッティング理論は,松井秀喜,城島健司,松中信彦などが,言葉は違えど,同じ考え方である。巨人時代の松井は,ホームランの談話で「上手い具合に詰まってくれた」という表現を使ったことがある。

 ということは,だ。衣笠氏のバッティング理論と,現在の強打者と言われる選手のそれとは,同じバッティング理論でありながら,大きく異なっている。彼らが現役選手に教えるとなると,選手たちは混乱しないだろうか。一流と呼ばれる選手とそれ以外では,同じバッティング理論でも異なるのだ,というのでは困る。バッティングは誰にでも同じように教える,確固たるバッティング理論がないと,この先,困らないのだろうか。

 ソフトボール,日本女子がオリンピックで活躍する一つの要因として,小学生から五輪代表まで,同じ理論,統一した理論でソフトボールに取り組んでいるのだ。そのため,選手たちは何も迷うことなく,同じ理論で競技をしながら,自分たちの技術を磨き上げている。

 今の野球界には,ひょっとしたら,統一した競技理論なんてないんじゃないのか。ともすると,そこが,五輪で日本がメダルを取れない一つの理由かもしれない。

 宮地選手の話題,北信越BCリーグの話題から大分それたが,野球のコーチを目指す人たち,何かしらの野球理論をまとめて欲しい,と思う。

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