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【ぐるっとパス2006・秋】「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」

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06/08/13
「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」
東京国立博物館

 実は,今回の若冲展を観る際,勢いでぐるっとパス2006を,また,買ってしまった(笑。
 我ながらバカだなぁ,と思います。おかげで,もうすぐ2ヶ月の有効期限を迎えますが,20カ所回るにはどうしたらいいか,焦っています。別に元は取ったんで無理に20カ所回らなくても良いのに。

 で,購入当初,決めた目標は「じっくり見る,博物館。」というもの。
 具体的には……。
1 見学する博物館を決める。
2 テーマを決める。
3 予習をする。
4 見学時はメモを取るなど勉強する。
5 見学後は復習する。

 でもねぇ,そんな余裕ないんだ。あちこち遊び歩いていると。でも,最初に訪問した若冲展は一応,まじめに予習しました。

 まずは,ウィキペディアで若冲について予習。彼は京都の青物問屋の跡取り息子として生まれる。しかし,商いについては全く興味はなく,40歳には弟に店を任せ隠居する。その後,趣味の絵画に没頭する。この辺はテレビ東京「美の巨人」でもやってましたな。

 その後,様々な絵を描きますが得意なのは鶏。自分の庭で飼い,それを毎日観察したんだから,得意になるのは当然か。だからか,鶏の絵が多い。
 ま,その辺の情報を拾ったところで,彼の一番有名な作品「動植綵絵三十幅」を三の丸尚蔵館まで見学してきました。それが以前の記事,三の丸尚蔵館へと繋がるわけです。でも,春のぐるっとパス2006で見学した大倉集古館でも若冲の展覧会をやっていたんですね。気付かなかった。残念。

 で,実際に見学。いくつかメモを取りました。それが以下の通りとなります。

     *      *     *     *     *

展示は,5章の構成。
第1章
18世紀,可能派・土佐派など流派が形成された。
おしなべておとなしいタッチ。

第2章
18世紀後半に台頭。公家文化を受け継ぐ。
「17 牡丹孔雀図屏風」は鮮やか。
「28 岩上猿●図」はストーリー性がある。
「38 猛虎図」は迫力ある。

第3章
いよいよ若冲の作品。
「45 旭日軍鶏図」の迫力は白眉。
「50 鳥獣花木図屏風」は細かいタッチ。誰にもできない技。

第4章
第5章
このあたりは,流した。

正統派絵画がおしなべて型どおりの作風で美しいかもしれないが動きがない。


若冲の躍動感は,今回展示の江戸時代の絵画にはないもの。
墨絵とカラーではタッチに違いがある。
墨絵の方がユーモアのある絵だったり,水墨画を想起させる絵があったり,素の絵が多い。
一方,カラーは躍動感のある動きのある絵が多い。
動物へのまなざしが感じられる。

今回,観覧しての新たな課題(※)。
●琳派とは何ぞや?

※一つ見に行くと,また一つ課題が増える。その課題をクリアーしていくとまた一つ……。そんなことやっているといつまでたっても終わらないなぁ。今更気付きました。

 いろいろとたっぷり拝見して,本館等で関連する展示を見てきた。平成館1階では「あなたならどう見る?ジャパニーズアート」と題して,絵画の様々な見方を教わってきた。また本館14室では,「特集陳列『動物』をもっと楽しもう。」と動物の形をした芸術品が多数展示。葉書大の紙をもらって,スケッチに挑戦。何十年ぶりのスケッチだぁ。ちなみに挑戦したのは,この蟹の置物(手前の小さい方)。
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 描いてみて,感じたこと。蟹を描くとき,ハサミは見た感じよりも大きく,足は長く描くと蟹に見える。見たまんまでハサミ・足を描いても似てない。面白い経験しました。

     *      *     *     *     *

 しばらく,また,このぐるっとパス2006のシリーズが続きますが,今回はちとばかりじっくり書きたいものもあります。日付順には記事を載せないこともあるかと思いますが,ご容赦くださいませ。

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» 伊藤若冲はやはり断然すごい〜プライスコレクションの意味するもの [万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記]
 僕はプライスコレクションを勘違いしていた。戦前からの下手をすると明治からのコレクションかと思っていた。しかし、ジョー・プライス氏は現存していて(80歳ぐらい)、コレクションのきっかけは1953年、ニューヨークで伊藤若冲(いとうじゃくちゅう、1716〜1....... [続きを読む]

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