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【新企画】Challengeぐるっとパス2006第36回,博物館へ回って思ったこと。徒然に。

 今回の「【新企画】Challengeぐるっとパス2006」,一応,今回が最終回。
 この5・6月,あちこちの博物館を回りましたが,その時回ってみたことを思うままに書いていきます。

・やはり,博物館を回るのは楽しい。面白い。久しく行かなかった博物館も再訪すると,館内がリニューアルされたり,今まで気付かないことに気付いたりと,また新しい発見がある。知的好奇心を刺激してくれる。

・しかし,その一方で,各博物館が,何をやっているか,訪れる側が知らないことが多い。無料開館日や常設展のガイドツアーなど,訪れて初めて知ったことも多い。何をやっているのか,事前に問い合わせをしたり,当該館のホームページをチェックしなくてはいけない。

・見に行く側,訪れる側(=来館者,つまり客)は,防衛策を練らなくてはならない。イベントの開始時刻や特別展の日程等訪問して初めて知って,「そんなの知らないよ。」ということになったとしても,どうなるわけでもない。普段から,情報収集は怠りなく。情報は常に新しいものを取り入れるように。

・博物館の多くは,ホームページを開設している。まずは,このホームページをチェックすることから始めよう。熱心な館はホームページの更新も頻繁に行われ,また,ホームページそのものも見易いよう工夫されている。事前学習のためのワークシートが掲載されていたり,交通アクセス等のインフォメーションが印刷しやすいような形になっていたり。

・また,メールマガジンを発行している博物館もある。登録さえすれば,週に1回から月に1回程度メールマガジンが送られてくる。これは便利だ。

・その一方で,ホームページは開設するものの更新が少なく,古い情報が載っている博物館もある。そう言う博物館は事前チェックでストレスがたまる。訪問してもストレスがたまる。論外,というやつだ。

・博物館に訪問する前に,事前学習する方がいい。関係する本を読んだり,テレビ番組をチェックしたり。そして,事前に集めた情報を元に大まかなスケジュールを立てるといい。

・博物館の行っている,ガイドツアーやミュージアムトークは参加することをお薦めする。展示物には書かれていない情報や知識を教えてくれたりする。また,疑問にその場で応えてくれることもある。

・博物館によっては,展示の老朽化により,観客増が見込めないところもある。そんなところは,前述ガイドツアーやミュージアムトークを充実させることにより,フォローできないだろうか。

・とは言うものの,ガイドツアーやミュージアムトークにかかる人件費がない,と言うところも多い。でも,ボランティアの活用はできないだろうか。

・「友の会」というのをあちこちの博物館で見かけた。私は,この「友の会」が嫌いだ。博物館による来館者(=お客)の囲い込み運動のような気がしてならない。むしろ,運営を補助するボランティアを集め,活用する方がいいんじゃないかな?

・「友の会」の嫌いな理由の2点目は,「博物館はそこ一つだけでは完結しない」という持論を,私が持っているからだ。今回のぐるっとパスで複数の博物館を訪問し,見学することができた。そこで,知識が頭の中で立体的に構築されていく経験を何度もした。
 あそこで見たあの画家の絵がここにもあるのか。
 動物園で飼育されているあの動物は,実は絶滅に瀕しているのか。
 複数の博物館をいろいろと回れる,このぐるっとパスは画期的だった。友の会ではできない体験だった。

・あちこち,博物館を回りたくても,情報が手に入りにくい,と書いたが,知的好奇心を満たすため,雑誌などは出版されないのだろうか。できれば「サライ」のような大人向けの雑誌で。団塊の世代が定年退職した後,彼らを対象にした雑誌に定期的に情報が掲載されれば,来館者は増えるかも。

・でもなぁ,博物館,といっても,歴史民俗系,科学系,美術館と系統がバラバラでそれらがなかなか一つにまとまらないと,効果的な情報発信は難しいかもしれない。

・確かに,博物館の職員は,自分たちの館の宣伝はあまり上手いとは言えない。それは,博物館というのが,収蔵品を保存する職務(私は「内に向かう仕事」と名付けている)と一般に宣伝する職務(私は「外へ向かう仕事」と名付けている)の二つを同時に満たす場所だからだ。一見すると全く反対方向へ向いたベクトルのような気もする。

・しかし,この相反するベクトルを両立すれば,館の運営も楽になる(=観客増・収入増)し,収蔵品の保管のための費用も確保できるのではないか。

・だが,今回回った博物館の多くは「外へ向かう仕事」まで手が回らないようだ。残念でならない。

・私ができること。それは,訪問した博物館をこのブログで紹介し,皆さんの週末の予定に参考になれば,ただそれだけだ。私の経験したことが,例えそれが成功であっても失敗であっても,皆さんの訪問の際に役立てば,私の経験は無駄にはならない。

・で,最後に新企画のご案内。次回から,博物館訪問を利用して,「夏休みの宿題」はできないだろうか。
 先述したとおり,複数の博物館を回ることにより,知識が立体的に構築されていく。そのための一助となるよう,私が勝手に博物館をテーマ毎にグルーピング。そのテーマに基づいて,博物館を訪問したり,関連書籍を読んでいけば,レポート書けないかなぁ?

 ま,多少無責任だが「【夏休みの宿題】この博物館へ行け!!」。次回からの新企画です。

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