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【off TV】第8回 アカデミックな番組「階段教室」

【off TV】こんなテレビを見てみたい
第8回 アカデミックな番組「階段教室」

 昨年秋,ある番組が放送開始。タイトルを見た瞬間,「やられたぁ!」と思った。
 その番組の企画は,私が考えている企画と類似していたからだ。

 「世界一受けたい授業」

 各界の著名人に,授業をしてもらうというもの。スターと直後はよく見ました。
 金田一秀穂・秋山仁・米村でんじろう・齋藤孝……。多くの著名人が,様々な学問をユニークに分かりやすく教えてくれた。
 が,何ヶ月か見ていくうちに思った。
 内容が……,ちょっと物足りない。
 番組開始当初,内容は新書のさわりの部分くらいだったように思う。それも,いいところでオシマイ。勿論,出演している新書の筆者にとっては,実際に本を買って欲しいと思うのが本音。仕方ないとは思うが,そのために番組の内容というか質が下がってしまっては,元も子もない。

 番組自体は面白く,毎週のように録画し,見ていたが,一度録画を忘れたら,それからほとんど見なくなった。別に見られなくても「しまった!」と後悔することもなかった。

 もし,私がこのような番組を作るとしたら,面倒かもしれないが毎週ロケ。それも毎回違う大学の大教室(学生の席が階段状になっている「階段教室」)で行います。
 予め大学の先生と打ち合わせをして,番組の時間内に収まるテーマと内容にしてもらいます。

 番組冒頭では,大学の案内と先生の紹介。そして,今回の番組のテーマを紹介後,先生の授業。およそ40分程度で,その学問の一テーマについて,エッセンスを語ってもらう。もっとも,この時間で全てを語ることは難しい。でも番組を見た人に「あぁ,この学問って面白い」と思っていただき,一人でも多くの人が,「この学問を研究したい」と思えるような番組を作りたいなぁ。

 ただ,一つだけ条件があります。それは,「一発撮り,編集なし」というもの。大学の先生は話すのが下手な人が多く,40分程度の話と言いながら,冗長に90分喋るってこともあるかもしれない。そういう場合は,ぶっつりと後半を切ってしまう。こんなことをすれば,大学側からクレームが来るでしょう。しかし,「時間内に人に理解してもらえるような話をする」というのは教鞭をとる人間にとっては必要不可欠。この番組を通じて,大学の教える側のレベルアップを図るというのも,実は隠れた狙い。

 これから,大学は冬の時代を迎えます。大学の入学者定員数が18歳の年齢人口を上回る日も近い,と聞いています。是非,この「階段教室」という番組を通じて,大学の広報をして欲しいものです。
 どこかのテレビ局,やりませんか?

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