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駅からハイキング「西洋建築に丸の内・日本橋の発展の歴史を追う」

 好奇心の赴くままに,博物館や美術館を徘徊する,月イチあミュージアム。 2005年最初は「駅からハイキング」です。1月29日に行われました,「西洋建築に丸の内・日本橋の発展の歴史を追う」をお届けします。
 今回は,東京駅・有楽町駅・新日本橋駅付近の歴史のある建物を鑑賞する,というテーマがあるようです。各チェックポイントのほかに,歴史ある建物の位置とその建築年が地図に記載されていました。

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 そこで,今回は,建築物の写真を中心にお届けしてまいります。
 まず最初は,スタート地点の東京駅の側にある「1 丸の内オアゾ」。

 この建物は,2004年,旧国鉄跡地に建てられた,最新の商業地域。

 確か,丸善がここに入っているはずだが,スタートして間もないということ,丸善に入ると数時間出てこないくらい魅力がありそうなので,今回はキャンセル。このままスルーしました。

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 続いて,順番が逆になりますが,スタート地点の東京駅。

 東京駅は1914年に建造されました。昔は3階建てだったそうですが,戦災で被災。2階建てに改修されたそうです。丸の内の北口南口のドームは趣があっていいものです。 この後私は,通常のコース(皇居脇の道)を通らずに,丸ビルの脇を通っていきます。この通りは,有名ブランドの直営店がひしめく通りになってきました。一昔前なら,サラリーマンの闊歩する街だったのに,今はOLさん向けの通りになってしまいました。

050129_103001  さて,「2 日比谷公園」に入ります。 ここは何度となく訪れたことがあるのですが,旧日比谷公園事務所の存在は初めて知りました。 これは,1910年建築。 まるで,アルプスの山小屋の雰囲気。 さすがに老朽化が激しいため,中に入ることはできません。 残念。

050129_103301  噴水広場から,日比谷公会堂・市政会館を望みます。

 後ろのビルが目立つため,公会堂がよく写っていません。

 こちらも,別の意味で残念。

 ここから,また,私はルートを外れます。

 というのも,チケットぴあで5月の東西落語研鑽会のチケットを購入するため。

 文化放送ちけっとぽーとで何とかゲット。

 最近,この落語会,チケット取るのが非常に難しくなりました。 優先で取らないと取れないですよね。

050129_105201  銀座西6の交差点脇には,電通銀座ビルがあります。

 このビルも1934年建築と結構古いです。こんなところにこんなものがあるとは。つゆ知らず。

 ここから,銀座界隈を散歩。まだ,午前中。しかも,6~8丁目は土日はあまり賑やかでないせいか,静まりかえっています。

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 そんな中,ひとつの新名所の前を通りました。

 交詢社ビル。1929年建築。

 かつて,慶応大学卒業生の社交場として,慶応大学卒業生(およびその紹介者)しか入れないこのビルが改築。下の階は一般の方でも入れるようになりました。

 かつての面影はあまりないですが,入り口付近はかろうじて,空気を残した、とのこと。

050129_110601  歌舞伎座(1924年建築)と和光(1932年)のビルは,普段見慣れているので写真撮影は見送り,次なるビルへ。

 越後屋(1931年建築)は,呉服屋。

 普段,前を通ってはいるが,なかなか気づかなかった。

 1931年建築と聞いてびっくり。見上げると……,なるほどそう言われればそうだ。趣がある。でも,建築当時からこの高さなのかなぁ?和光もこのくらいの高さだから,そうかなぁ?

050129_111101  このまま中央通りをまっすぐ通って,日本橋へ向かいます。

 その前に,寄り道を。警察博物館は,京橋三丁目にある警察の博物館。そういえば,以前,消防博物館に行かなかったっけ?

 中は,警察の歴史や殉職警察官の紹介等をしています。

 1階入口には「おまわりさん なりきり体験」と題して小学生までを対象にした警察官の制服を置いています。一般向けはありません。それはコスプレですから。

 殉職警察官の紹介では,あさま山荘事件で殉職された警察官が紹介されていました。ここ最近,あさま山荘事件を振り返る報道や映画が多かったので興味深く見入ってしまいました。

050129_114902  その隣,といってもいいかもしれないくらいの近さに,PILOTが運営する万年筆を中心とした筆記具の博物館,Pen Station Museum & Cafeがありました。

 これは,私も初めて知る博物館。私のデータにも残っていない。

 入場料は無料だ。早速入ってみることに。

 中は,博物館の基本,筆記具の歴史とその仕組みを紹介。実物を100倍くらいに大きくしたシャープペンシルの模型では,なぜシャープペンシルの芯が出るのかを教えてくれます。

 もう一つの目玉は,漆塗りの万年筆の展示。漆塗りに詳しくない私は見ていて,ぽか~ん。この日は偶然,漆塗りの職人さんがどうやって万年筆の漆塗りを作ったか,説明していましたが,私には分かりませんでした。

050129_113501  でも,あの細い円筒形の万年筆,漆塗りは面倒そうですよね。少なくても私には不可能。

 Pen Station Museum & Cafeを出て,通りの反対側を見ると,明治屋。

 1933年の建築。

 いつも思うのですが,明治屋のローマ字表記は「MEIDI-YA」。つい「メイディヤ」と心の中で発音しちゃいます。

 050129_121001 明治屋を通り過ぎるとすぐ,高島屋。

 明治屋と同じく1933年建築。

 ここは,よく使わせてもらいました。最近,ちょっとご無沙汰ですが,スーツを作るときはここでイージーオーダー。先日,久しぶりに作りに行きました。最近,年を取ると体型が変わるんですよね。お腹辺り気にして行ったけれど,

「ウエストは大丈夫ですね。」

050129_121301  と言われました。大丈夫ってどういうことよ。ま,一安心。

高島屋を過ぎると,「3 コレド日本橋」。第2チェックポイントから第3チェックポイントまで間隔開きすぎ。5kmも歩かされた。

 ここは2004年に旧日本橋東急跡地に建てられた新しいスポット。まだ中を見ていないのでどういうものかは知りませんが,いろんなテナントが入っているようです。名前,「コレド日本橋」は「CORE(コア)」と「EDO(エド)」の合成語だけど,いっそのこと「コレゾ日本橋」にすると受けたかも。

050129_121901  でも,こういうネタ,大阪風だよな。大阪には「日本橋(にっぽんばし)」があるからその場所に「コレゾ日本橋(にっぽんばし)」を作れば受けるかも。

コレド日本橋の裏はたいめいけん。今更,こんなことに気づきながら,江戸橋南交差点の三菱倉庫をパチリ。

 1930年建築。

050129_122301  こんな趣のあるビルが何気なく残っているのが日本橋。

 そのビルのそばには,野村證券ビル。

 1930年建築。

 このころから雲行きが怪しくなる。早くゴールに着かなければ。

050129_122301001  と,焦りながらも,「4 日本橋」はパチリと撮影。

 何たって,この日本橋にかけられてある銅像の類。日本橋がかけられて(1603年)から400年を記念して,銅像を建築当時にものへと造り直したはず。しかし,当時の写真や図面が残っていなかったため,あちこちを探して,この日本橋の写真を探したと聞いたことがあります。

050129_124601  なかなかいい具合に写真が集まらず,苦労したとのこと。考えてみれば,前から写真は撮りますが後ろ姿はなかなか写真を撮らない。まして,橋の場合,裏に回れば,川に落ちますから,写真は撮れない。よって,この銅像の復元は相当の苦労があったはず。

 日本橋を過ぎ,三越の前を通れば,次は三井本館。

 1929年建築。

050129_125101  雨がポツリポツリと降ってきた。

 次のチェックポイント,「5 貨幣博物館」は以前,訪れたことがあるので,看板だけ写真を撮る。

 写真だけ撮ったら,リュックから傘を取り出し,もう,ゴールまで急ぎ足。

貨幣博物館の隣には,「6 日本銀行本店」がある。

050129_125201  どうせ,中にも入れないことだし,紋の前で写真を撮る。

 しかし,報道番組などで,日本銀行の写真をうえから撮るというのがあるが,どこから撮っているのだろう?と疑問に思うことがある。

 よく,考えてみたら,隣の貨幣博物館の屋上から撮っているのではないかという結論に達した。日本銀行の「コ」の字の形と貨幣博物館の関係から,達した結論。これなら,日本銀行に入ることなく,撮影できる。

 日本銀行,中で撮影するのはなかなか厳しそうなイメージがありますから。

 さぁ,後はゴールを目指すだけ。

 日本橋は,もう少し寄り道したっかたけれど,雨には勝てない私。

 早々に切り上げて帰ってきました。

(05/01/29)

東京駅

~丸の内オアゾ

~日比谷公園

~コレド日本橋

~日本橋

~貨幣博物館

~日本銀行本店

~新日本橋駅

(約3時間)

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