『社会学のエッセンス (有斐閣アルマ)』を読む 第3回
第3章 スティグマ
自分が思っている,自分の社会的なアイデンティティ
↑
この差を「スティグマ」と言う。
……ここから人々の苦しみが始まり,社会学的な分析が行われる。
↓
他者から見た社会的なアイデンティティ
レイベリング=社会的な決めつけ
本当にレイベリングの通り,人に変化が起こる
(予言の自己成就)
○自己 ←← ●他者
スティグマ=自己と他者の差
人が必ずしも他者の期待に添って行動するとは限らないことを含意した概念
=自己の働き(受け止める人)に目を向けた
○自己 ←→ ●他者
●私的コメント
サマリーにもあるとおり,この章では「スティグマ」と「レイベリング」の違いに説明を費やした章。この違いを様々な例を挙げて,実感することが肝要。
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