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『社会学のエッセンス (有斐閣アルマ)』を読む 第6回

第6章 予言の自己成就

R.マートン「予言の自己成就」を提唱。
予言が誤っていても,人々が真実と決めれば,実現される。
 ↑
 ↓
一方,「予言の自己破壊」というものもある。
両者とも,社会的世界にのみ見られるものである。

・なぜ,この相反する二つの定理が存在するのか?
人は, 認識 → 行為 → 認識の循環を行っている;「フィードバック」
「フィードバック」はを分類すると
 ○ポジティブ・フィードバックか?ネガティブ・フィードバックか?
 ○自己イメージを導くフィードバックか?環境イメージを導くフィードバックか?
 の二つの分類から,2×2=4つに分類される。
 そして,このうち,「自己のイメージを導く」「ポジティブ・フィードバック」が「予言の自己成就」を導く。

 社会的世界は,フィードバックが働いている。
  ↓
 人間の認識能力には限界があり,「意図せざる結果」を招くこともある。

「予言の自己成就」の3つの特徴
1 自己のイメージを導くポジティブ・フィードバック
2 意図せざる結果
3 虚偽の真実への移行

「予言の自己成就」は,誤った予言が実現されることを,
「予言の自己破壊」は,正しい予言でも破壊されることを,
それぞれ解いている。両者とも実は紙一重のことなのである。

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