第11回東西落語研鑽会
Stage 05-04
05/01/26
第11回東西落語研鑽会
@よみうりホール
評価は(★10個で満点)
★★★★★ ★★
○林家彦いち 「反対俥」
○春風亭小朝 「竹の水仙」
△笑福亭仁鶴 「不動坊」
(仲入り)
○桂三枝 「背なで老いてる唐獅子牡丹」
◎立川談春 「鼠穴」
今回の東西落語研鑽会,終わって最初に頭の中に浮かんだ言葉は,
「全ては,この男から始まった。」
という一言。
この男,とは,この日のトリ,立川談春師匠。彼が第1回東西落語研鑽会の最初に高座に上がった落語家。最初にこの落語会に上がったとき,「この落語会のトリを捕ろう」ということを目標にしてきたそうです。その彼が,この日,トリを取ったものだから,「この先どうしよう」と困ってました。
また,この日は,落語会の終演予定が20時50分。しかし,談春師匠,高座に上がったのは20時45分。それでも,しっかりと鼠穴を熱演。彼が「この広い江戸の空の下」と言うだけで,目の前に江戸の町並みが見えるようでした。ちょうど,今回,席が2回の後ろから2列目。眼前には,高座とともに1階席も広がります。その1階席が江戸の下町,長屋と見まごうほどの談春師匠の話術。彼は侮れません。
彦いち師匠,最初っから飛ばしてくれました。小朝師匠は珍しく花魁ネタではなく,左甚五郎ネタ。仁鶴師匠どうしたのでしょうか,イマイチでした。三枝師匠爆笑の連続。個性がぶつかり合う,研鑽会でした。
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